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J-GLOBAL ID:200903095355899167

内燃機関の空燃比制御装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 恩田 博宣
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993155644
Publication number (International publication number):1995011994
Application date: Jun. 25, 1993
Publication date: Jan. 13, 1995
Summary:
【要約】【目的】たとえ内燃機関への燃料供給量と混合気の空燃比との間の動的なモデル関係についての正常な維持が懸念される場合であっても、ハンチング等を起こさない安定したフィードバック制御を維持して空燃比制御を行う。【構成】空燃比センサによって検出される空燃比の検出値を監視し、この検出値が、予め設定された制御モデルを維持し得る所定の範囲にあるか否かを判定する検出値判定手段を具える。そして、空燃比の検出値がこの所定の範囲から外れていることの判定のもとに、フィードバックの収束速度を緩めるようにする。これには、現代制御理論に基づく状態フィードバックのフィードバックゲインを上記判定のもとに落としたり、或いは上記判定のもとに、現代制御理論に基づく状態フィードバック制御から通常の比例・積分制御によるフィードバック制御に切り換えたりする。
Claim (excerpt):
内燃機関へ供給する混合気を形成すべく同内燃機関へ吸入される空気へ燃料を噴射供給する燃料供給手段と、内燃機関の排気ガスに基づいて前記混合気の空燃比を検出する空燃比検出手段と、これら燃料供給手段から空燃比検出手段までの制御対象に近似して設定された制御モデルに基づき前記検出される空燃比を目標空燃比に制御するためのフィードバックを実行しつつその都度の空燃比補正係数を求める空燃比制御手段と、この求められる空燃比補正係数に基づいて前記燃料供給手段が供給する燃料量を制御する燃料供給量制御手段とを具える内燃機関の空燃比制御装置において、前記空燃比検出手段によって検出される空燃比の検出値を監視し、この検出値が、前記設定された制御モデルを維持し得る所定の範囲にあるか否かを判定する検出値判定手段を具え、前記空燃比制御手段は、この検出値判定手段によって前記検出値が前記所定の範囲外にある旨判定されるとき、前記フィードバックを緩やかに収束させる低いゲインにて同フィードバックを実行しつつ前記空燃比補正係数を求めることを特徴とする内燃機関の空燃比制御装置。
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (5)
  • 内燃機関の空燃比制御装置
    Gazette classification:公開公報   Application number:特願平3-233905   Applicant:日本電装株式会社
  • 特開平4-231636
  • 特開昭61-104137
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