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J-GLOBAL ID:200903095496538656

歪補償増幅装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 大塚 学
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996067494
Publication number (International publication number):1997238038
Application date: Feb. 29, 1996
Publication date: Sep. 09, 1997
Summary:
【要約】【目的】基地局及び中継装置に用いられる歪補償増幅装置が、電源投入時や入力レベル急変時の急激な温度変化があっても短時間で最適制御量が得られるようにするとともに、ICの数を減らし、バックアップ用2次電池を不要にする。【構成】入力端に入力レベル検出器21を設け、主増幅器3の近傍に温度センサ22を設けてそれらの検出値を制御回路14に与える。ROMのプログラム中に温度と入力レベルに対応したベクトル調整概略データを記憶させておく。温度や入力レベルが急変したとき、まず、ベクトル調整概略データを出力し、その概略データに向かって現在の2つのベクトル調整器2と7の振幅,位相の調整値を増減するように構成した。
Claim (excerpt):
多周波入力信号を主増幅器で増幅する際に発生する相互変調歪を補償するため、入力信号を第1のベクトル調整器を介して前記主増幅器で増幅した信号と前記入力信号を第1の遅延線を介した逆相信号とにより歪成分を検出する歪検出ループと、前記歪成分を第2のベクトル調整器を介して補助増幅器によってレベルを合わせた逆相信号と前記主増幅器で増幅した信号を第2の遅延線を介した信号とにより歪成分を相殺して出力する歪除去ループと、前記歪検出ループから抽出した多周波入力信号の検波レベルおよび前記歪検出ループに注入し前記歪除去ループから抽出したパイロット信号の検出レベルがそれぞれ最小になるように、前記第1のベクトル調整器および前記第2のベクトル調整器の減衰量と位相量を調整する制御回路とから構成された歪補償増幅装置において、前記多周波入力信号の入力レベルを検出する入力レベル検出器と、前記主増幅器近傍の温度を検出する温度センサとを備え、前記制御回路は、装置の電源投入時の前記主増幅器近傍の温度変化および運用中の温度変化,入力レベル変化を想定して温度レベルと入力レベルをパラメータとした前記第1および第2のベクトル調整器のそれぞれに与えるベクトル調整データの概略値をROMのプログラム中に設け、電源投入時および入力レベルが急激に変化したとき、前記概略値に向かって現在の前記第1のベクトル調整器を増減調整し、更に第2ベクトル調整器を前記概略値に向かって増減調整するように構成されたことを特徴とする歪補償増幅装置。
IPC (3):
H03G 3/30 ,  H03F 1/30 ,  H03F 1/32
FI (3):
H03G 3/30 B ,  H03F 1/30 A ,  H03F 1/32

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