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J-GLOBAL ID：200903095915387892
昇降機の蓄電池の残存容量判定装置
Inventor：
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Applicant, Patent owner：
Agent (1)：
武 顕次郎 (外1名)
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1996174903
Publication number (International publication number)：1998017235
Application date： Jul. 04, 1996
Publication date： Jan. 20, 1998
Summary：
【要約】 (修正有)【課題】 作業員の作業経験に関わらず、昇降機の非常運転ができ、残存容量の有無を正確かつ速やかに判定する。【解決手段】 MPU264は非常時制御装置25に残存容量測定指令を発して常閉接点3,4の開放と常開接点15,16の閉成の後、回生トランジスター7を導通させて短時間Δtだけ放電させ、回生抵抗8の放電電流の検出と共に蓄電池21の端子電圧Va をA/D変換器263を介して取り込み、蓄電池の周囲温度を検出し、端子電圧と放電電圧の時間傾斜ΔVa /Δtを基準温度0°Cでの値Vam,ΔVam/Δtに補正し、これらの値と新設時放電特性Ss において端子電圧Vが限界電圧Vl となる点からエレベーターが最長非常運転時間talp だけ遡った時点の端子電圧Vb ,ΔVb /Δtを比較し、Vam≧Vb およびΔVam/Δt≦ΔVb/Δtを満足するか否かによりエレベーターの非常運転に必要な残存容量を判定する。
Claim (excerpt)：
通常運転時の電源が停電した時に昇降機の非常用電源として用いられる蓄電池の残存容量を判定する昇降機の蓄電池の残存容量判定装置において、所定の時刻に前記蓄電池を短時間Δtだけ放電回路に通電させて非常運転に必要な電流を流す通電手段と、通電時の前記蓄電池の周囲温度を検出する温度検出手段と、通電時の放電電流を検出する放電電流検出手段と、通電時の前記蓄電池の端子電圧を検出する端子電圧検出手段と、該端子電圧検出手段が検出した通電開始時の前記蓄電池の端子電圧Vaoと通電終了時の前記蓄電池の端子電圧Va とから電圧降下の傾きΔVa /Δtを演算する電圧降下傾き演算手段と、該電圧降下傾き演算手段が演算した前記蓄電池の電圧降下の傾きΔVa /Δtおよび通電終了時の端子電圧Va を基準温度での値ΔVam/ΔtおよびVamにそれぞれ補正する温度補正手段と、前記蓄電池の新設時の前記基準温度での新設時放電特性Ss を記憶する新設時放電特性記憶手段と、前記新設時放電特性Ss における新設時の前記蓄電池の端子電圧が非常運転可能な最低限の電圧である限界電圧Vl を与える時点から最長の非常運転を行うのに必要な最長非常運転時間talp だけ遡った時点の新設時の前記蓄電池の基準端子電圧Vb と電圧降下の基準傾きΔVb /Δtを前記新設時放電特性記憶手段から読み出して、前記温度補正手段が補正して得た基準温度での前記蓄電池の電圧降下の傾きΔVam/Δtと通電終了時の端子電圧Vamの差をそれぞれ演算する偏差演算手段と、該偏差演算手段が演算したそれぞれの偏差、即ち、(ΔVb /Δt-ΔVam/Δt)および(Vb -Vam)がそれぞれ正および負か否かにより前記蓄電池の昇降機の非常運転に必要な残存容量の有無を判定する残存容量判定手段を有したことを特徴とする昇降機の蓄電池の残存容量判定装置。
IPC (2)：
FI (2)：
B66B 5/02 L
, G01R 31/36 A
