Pat
J-GLOBAL ID:200903095946494441

成形性に優れたフェライト系ステンレス鋼板及びその製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 田村 弘明 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2002006468
Publication number (International publication number):2002302741
Application date: Jan. 15, 2002
Publication date: Oct. 18, 2002
Summary:
【要約】【課題】 成形性に優れたフェライト系ステンレス鋼板及びその製造方法を提供する。【解決手段】 圧延方向、圧延に垂直方向、45°方向の3方向に15%の引張塑性変形を与えたときのr値(板幅/板厚の歪比)の平均値Rと、圧延方向、圧延に垂直方向、45°方向の3方向に歪みを与えたときの歪み10〜15%におけるn値(加工硬化指数)の平均値Nが、R+10N≧3.5の関係を満足することを特徴とする成形性に優れたフェライト系ステンレス鋼板。また、冷間圧延前の平均結晶粒径dxを80〜400μmに調整し、最終製品板の平均粒径dzがdx/dz≦3を満たすようにすることを特徴とするその製造方法。
Claim (excerpt):
圧延方向、圧延に垂直方向、45°方向の3方向に15%の引張塑性変形を与えたときのr値(板幅/板厚の歪比)の平均値として下記(1),(2)式にて定義されるRと、圧延方向、圧延に垂直方向、45°方向の3方向に歪みを与えたときの歪み10〜15%におけるn値(加工硬化指数)の平均値として下記(3),(4)式にて定義されるNが、R+10N≧3.5の関係を満足することを特徴とする成形性に優れたフェライト系ステンレス鋼板。 r=ln(W/W0 )/ln(t/t0 ) ......(1)(Wとtは15%塑性変形後、W0 とt0 は変形前の、それぞれ試験片の幅と厚み) R=(rL +2×rD +rC )/4 ......(2)(rL は圧延方向、rD は45°方向、rC は垂直方向の、それぞれの方向について上記(1)式に従って求めたr値) n=ln(σ15/σ10)/ln(ε15/ε10) ......(3)(σ15、ε15は15%引張後、σ10、ε10は10%引張後の、それぞれ真応力、真歪) N=(nL +2×nD +nC )/4 ......(4)(nL は圧延方向、nD は45°方向、nC は垂直方向の、それぞれの方向について上記(3)式に従って求めたr値)
IPC (3):
C22C 38/00 302 ,  C22C 38/28 ,  C22C 38/54
FI (3):
C22C 38/00 302 Z ,  C22C 38/28 ,  C22C 38/54
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (2)

Return to Previous Page