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J-GLOBAL ID:200903095989971090

NGR分子を標的とする腫瘍用薬物送達システム及びそれらの使用

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 石川 徹
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):2006529924
Publication number (International publication number):2006528954
Application date: May. 26, 2004
Publication date: Dec. 28, 2006
Summary:
【課題】本発明は、治療薬を腫瘍へ送達するための標的化された送達システムに関する。本発明は、更に腫瘍細胞及び腫瘍関連した内皮細胞を死滅することによる、癌の予防及び治療のために、治療薬を腫瘍へ送達する方法に関する。特に本発明は、治療薬、好ましくは細胞傷害性物質又は化学療法薬などの薬物を封入している送達ビヒクルに連結されたNGR-含有分子を含む、腫瘍-標的化した薬物送達システムを提供する。【解決手段】具体的には、本発明の送達システムは、他の送達システムと比べて増加した量の治療薬を腫瘍へ送達することが可能である。特に本発明の送達システムは、他の送達システムと比べて、腫瘍内、又は腫瘍細胞もしくは腫瘍-支持細胞の近傍においてより高量の治療薬を蓄積することが可能であり、これは腫瘍細胞及び腫瘍関連した内皮細胞の治療的レベルの物質への長期間の曝露を生じる。本発明は、本発明の送達システムを含有する医薬組成物も説明する。本発明は更に、他の送達システムと比べて本発明のシステムにより送達された増加した量の治療薬を含む、腫瘍治療に関する。この送達システム及び医薬組成物は、対象、好ましくはヒトへ、単独で又は、他の予防的もしくは治療薬及び/又は抗-癌治療と逐次もしくは同時に組合せて、投与することができる。【選択図】なし
Claim (excerpt):
封入式送達ビヒクルに連結されたNGR-含有分子を含む、腫瘍-標的化した薬物送達システムであって、該封入式送達ビヒクルは治療薬を含み、ここで該送達システムは、他の非経口薬物送達システムと比べ、腫瘍へ治療薬を少なくとも0.5〜2倍、2〜5倍、5〜10倍、10〜15倍、15〜20倍、20〜30倍、又は30〜40倍の増加した量で送達することが可能である、前記腫瘍-標的化した薬物送達システム。
IPC (3):
A61K 47/42 ,  A61P 35/00 ,  A61K 9/127
FI (3):
A61K47/42 ,  A61P35/00 ,  A61K9/127
F-Term (7):
4C076AA17 ,  4C076AA19 ,  4C076AA95 ,  4C076BB12 ,  4C076CC27 ,  4C076EE41 ,  4C076FF68

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