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J-GLOBAL ID:200903096111380123

同期噛合装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 山本 俊夫
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995192541
Publication number (International publication number):1997021429
Application date: Jul. 05, 1995
Publication date: Jan. 21, 1997
Summary:
【要約】【目的】 同期環に引きずりトルクが働いても、ハブスリーブとドグ歯車にずれが生じず、両者が円滑に噛み合うようにする。【構成】 同期環12と調整環21の間に環状の板ばね16を挟み、同期環12の端壁に設けた切欠13に、ハブスリーブ2に弾性支持したキー4を、調整環21の端壁に設けた切欠22に、ドグ歯車31の端壁の突起32を、それぞれ周方向間隙を存して係合する。ハブスリーブ2のスプラインに長い歯2bと短い歯2aを周方向に交互に備える。ハブスリーブ2が同期環12と噛合完了しない内に調整環21が回動され、調整環21の切欠22がドグ歯車31の突起32に当り、かつハブスリーブ2の長い歯2bの端部斜面が調整環21の歯21aの端部斜面に部分的に面接触し、ハブスリーブ2が調整環21を通過する時、長い歯2bの端部斜面がドグ歯車31の歯31aの端部斜面に面接触する。
Claim (excerpt):
回転軸にスプライン嵌合したハブスリーブに軸方向移動可能のキーを弾性係合し、回転軸に遊転可能に支持した変速歯車に円錐軸部と真直ぐな軸部とドグ歯車を形成し、円錐軸部に同期環を、真直ぐな軸部に調整環をそれぞれ遊転可能に嵌合し、同期環と調整環の間に軸方向のばね力を及ぼす環状の板ばねを挟み、同期環の端壁に設けた切欠に前記キーを周方向間隙を存して係合し、調整環の端壁に設けた切欠にドグ歯車の端壁から突出する突起を周方向間隙を存して係合した同期噛合装置において、前記同期環と調整環とドグ歯車にハブスリーブのスプラインの歯と噛み合う歯をそれぞれ備え、各歯の端部に斜面を形成し、前記ハブスリーブのスプラインは長い歯と短い歯を周方向に交互に備え、ハブスリーブが同期環と噛合い完了しない内に調整環が回動され、調整環の切欠の側壁がドグ歯車の突起に当り、かつハブスリーブの長い歯の端部斜面が調整環の歯の端部斜面に部分的に面接触し、ハブスリーブが調整環を通過する時、ハブスリーブの長い歯の端部斜面がドグ歯車の歯の端部斜面に面接触することを特徴とする同期噛合装置。

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