Pat
J-GLOBAL ID:200903096202345479

射出成形機のバルブゲート装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 下田 容一郎
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996167989
Publication number (International publication number):1998016005
Application date: Jun. 27, 1996
Publication date: Jan. 20, 1998
Summary:
【要約】【課題】 仕上り形状の良好な孔開成形品を製造するためのバルブゲート装置を提供する。【解決手段】 バルブゲート装置1は、下型Aに対向配置した上型Bに組込んだものであり、センタコアビン2と、このセンタコアピン2を囲うリングゲート3と、このリングゲート3を昇降するためのピストン4,4及びシリンダ5と、前記リングゲート3を囲うノズル6と、このノズル6の外周に配置したヒータ7と、マニホールド8と、樹脂通路9とからなる。【効果】 リングゲートはノズルに弁閉時においてもノズルと接触せず、摩耗の心配がなく、寿命は長くなる。そして、ノズルから溶融樹脂を直接キャビティへ射出するため、ウエルドやバリ及び偏肉を十分に防止でき、形状の良好な孔開成形品を効率よく製造することができる。
Claim (excerpt):
溶融樹脂を射出するためのノズルと、前記ノズル内の溶融樹脂を加熱するためのヒータと、成形品に孔を開けるために前記ノズルの中心に挿入し且つ先端がノズルより突出したセンタコアピンと、このセンタコアピンの外周面に沿って摺動し、ノズルに接触しない状態で且つ極く小さな隙間を保って樹脂の流れを止めるリングゲートと、このリングゲートを昇降させて射出を制御するシリンダ及びピストンと、からなり、前記ノズルは先端から基部に向って小内径部、中内径部、テーパ部及び大内径部を有し、前記リングゲートは外周に先端から基部に向って小径部、中径部及び大径部を有し、ノズル閉時には前記小内径部に小径部を、中内径部に中径部をそれぞれ臨ませてあり、ノズル軸に対する前記テーパ部の傾斜角をα1、小径部の先端と中径部の先端とを結ぶ線がノズル軸となす角度をα2とした場合に、α2>α1とし、前記ノズルの小内径部から前記溶融樹脂を前記センタコアピンの径方向に対して垂直な方向へ射出することを特徴とする請求項1記載の射出成形機のバルブゲート装置。
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (1)
  • 特開平2-253913

Return to Previous Page