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J-GLOBAL ID:200903096446164654

フイルムスキャナのプリスキャン方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 松浦 憲三
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995182955
Publication number (International publication number):1997037005
Application date: Jul. 19, 1995
Publication date: Feb. 07, 1997
Summary:
【要約】【目的】インデックス画像表示の際、オーバーのコマでもAE(露出制御)が作動した表示を可能とするフイルムスキャナのスキャン方法を提供する。【構成】電子シャッタ機能を備えたCCDラインセンサ14でネガフイルム52の画像を撮像するフイルムスキャナにおいて、本スキャン時のフイルム搬送速度に標準速と1/2倍速とを設けるとともに、該搬送速度に反比例して1ラインの取り込み周期を変更してAE制御を行う構成とし、更にCPU40からON信号が加えられるとアナログアンプ16のゲインを6dB増大させるゲイン増大機能を設ける。そして、往路第1のプリスキャンでは前記ゲイン増大機能を使用せず、各種所定の初期設定の下で全コマをスキャンして各コマの明るさ情報を得る。その結果、オーバーのコマが1つでも存在する場合は、続く復路第2のプリスキャンにおいて、前記ゲイン増大機能を有効とし、その分、電子シャッタによる露出制御の負担を軽減させる。これにより、従来AE制御が飽和していたオーバーコマについても、AE制御を効かせて画像を取り込むことができる。
Claim (excerpt):
複数のコマ画像を含む1ロールの現像済みスチル写真フイルムを一定の速度で搬送しながら、該フイルムのコマ画像をラインセンサによって読み取り、該ラインセンサの出力電圧をアナログアンプで増幅したのち画像信号として出力するフイルムスキャナのプリスキャン方法において、前記ラインセンサには各受光部に蓄積される電荷の蓄積時間を変更することによって露出を制御する電子シャッタを設けるとともに、前記アナログアンプのゲインを一定量増大させるゲイン増大機能を設け、先ず、前記アナログアンプのゲインを所定の初期ゲイン値に設定するとともに、前記電子シャッタのシャッタ値を所定の初期値に設定し、前記フイルムを第1の搬送速度で全コマにわたって搬送しながら、該フイルムの全コマ画像を前記ラインセンサによって読み取り、該ラインセンサからの出力電圧を基に各コマの明るさを検出する第1のプリスキャンを実行し、前記第1のプリスキャンで得られた各コマの明るさに基づいて各コマ毎の適正露出時間に相当する前記電子シャッタのシャッタ値を求め、その後、前記ゲイン増大機能を使用し、前記アナログアンプのゲインを前記初期ゲイン値よりも一定量増大させるとともに、このゲイン増大による出力電圧の増分を相殺するよう各コマ毎に前記求めたシャッタ値を補正し、前記電子シャッタにより前記補正したシャッタ値となるように露出制御しながら、該フイルムを第2の搬送速度で全コマにわたって搬送し、該フイルムの全コマ画像を前記ラインセンサによって読み取り、複数のコマの画像を示すインデックス画像を表示する第2のプリスキャンを実行することを特徴とするフイルムスキャナのプリスキャン方法。
IPC (3):
H04N 1/00 ,  G06T 1/00 ,  H04N 5/253
FI (4):
H04N 1/00 G ,  H04N 5/253 ,  G06F 15/64 325 E ,  G06F 15/64 400 B
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (5)
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