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J-GLOBAL ID:200903096599953577

電気自動車用誘導モータ制御装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 中村 純之助 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994316700
Publication number (International publication number):1996172800
Application date: Dec. 20, 1994
Publication date: Jul. 02, 1996
Summary:
【要約】【目的】ピーク電流を抑制しながらトルク応答性を向上させることの出来る電気自動車用誘導モータ制御装置を提供する。【構成】外力推定部18で誘導モータの回転速度と目標トルクとに基づいて車両の前後方向に加わる外力を推定し、この外力推定値Td*とトルク指令値Te*との大小関係に応じて両者の何れか一方を磁束演算部11に与える。そのため外力推定値がトルク指令値よりも大きな場合、すなわちトルク指令値が立ち上がる前に、この外力推定値に応じた高効率な磁束を予め誘導モータ内に形成しておくことが出来、さらにこの磁束に応じて目標トルク演算部14における遮断周波数を可変とする、すなわち目標磁束に応じて遮断周波数を高く設定することにより、トルク指令値により素早く応答し、かつピーク電流を抑制するように構成した。
Claim (excerpt):
下記トルク信号切り換え手段から与えられた信号に応じて誘導モータの回転子磁束を演算する磁束演算手段と、上記回転子磁束を入力し、目標磁束および目標磁束の一階微分値を演算する目標磁束演算手段と、上記目標磁束に応じて下記目標トルク演算手段における遮断周波数を演算する遮断周波数演算手段と、外部から与えられるトルク指令値と上記遮断周波数とを入力し、その与えられた遮断周波数をローパス特性の遮断周波数とする伝達関数に基づいて上記トルク指令値から誘導モータの目標トルクを演算する目標トルク演算手段と、上記目標トルクと電気自動車の車輪回転に相関する信号から車両の前後方向に加わる外力を推定する外力推定手段と、上記トルク指令値と上記外力推定値とを入力し、両者の大小関係に応じて上記トルク指令値と上記外力推定値との何れか一方を選択する選択信号を出力するトルク信号切り換え判断手段と、上記トルク指令値と上記外力推定値とを入力し、上記選択信号に応じて上記トルク指令値と上記外力推定値との何れか一方を選択して出力するトルク信号切り換え手段と、上記誘導モータの回路定数に基づき、上記目標磁束と上記目標磁束の一階微分値と上記目標トルクと上記誘導モータの回転角速度とに応じて電流指令値を演算するベクトル制御演算部と、上記誘導モータに流れる電流を上記電流指令値に追従させるモータ駆動部と、を備え、上記誘導モータの出力トルクを上記目標トルクに対応した値とするように制御する電気自動車用誘導モータ制御装置。
IPC (2):
H02P 21/00 ,  B60L 11/18
FI (2):
H02P 5/408 A ,  H02P 5/408 H

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