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J-GLOBAL ID:200903096913623293

電子管用陰極およびその製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 石田 長七 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992215930
Publication number (International publication number):1994068848
Application date: Aug. 13, 1992
Publication date: Mar. 11, 1994
Summary:
【要約】【目的】イオン衝撃によるエミッタの消耗を低減し、かつ主材の電気抵抗を比較的大きくとることができ,しかも主材からのエミッタの剥落を防止する。【構成】主材1は金属よりなり、多数の微細な透孔4を有する。各透孔4の中には金属の芯材3を設け、主材1と芯材3との間の空間に電子放出物質よりなるエミッタ2を充填する。主材1に設けた透孔4に芯材3との間にエミッタ2を充填しているから、エミッタ2の露出面積が小さくイオン衝撃を受けにくい。また、エミッタ2を金属の主材1と芯材3との間に挟装しているから、主材1と芯材3との熱膨張によりエミッタ2を強固に保持できる。さらに、主材1は透孔4を有し、陰極全体に対する体積が小さいから、主材1の電気抵抗を高くとることができる。透孔4は主材1に貫設されているから、陰極全体に対するエミッタ2の体積を比較的大きくとることができる。
Claim (excerpt):
バルブ内にガスを封入した電子管に用いる陰極であって、多数の微細な透孔が貫設された金属の主材と、透孔の内周面に対して外周面が離間した形で各透孔内にそれぞれ配設された金属の芯材と、主材と芯材との間の空間に充填された電子放出物質よりなるエミッタとを備えて成ることを特徴とする電子管用陰極。
IPC (2):
H01J 61/067 ,  H01J 9/04
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (1)
  • 特開昭63-207043

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