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J-GLOBAL ID:200903097058745420

廃水処理方法および廃水処理装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 三宅 正夫 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992204215
Publication number (International publication number):1993185091
Application date: Jul. 09, 1992
Publication date: Jul. 27, 1993
Summary:
【要約】【構成】 廃水に脱りん用凝集剤を添加し、さらに、必要に応じて、高分子凝集剤を添加して含りん凝集フロックを生成、成長させる。この液に、好気槽3からの硝酸塩および亜硝酸塩を含有する循環液を混合した廃水混合液を嫌気槽2に導いてBOD成分ならびに硝酸塩および亜硝酸塩を嫌気的に生物分解してガスを発生させ、ついで嫌気槽2からのアンモニウム化合物およびBOD成分を含む嫌気処理清澄液を好気槽3に導いてこれらを生物的に酸化させて硝酸塩および亜硝酸塩ならびに炭酸ガスに変化させる。硝酸塩および亜硝酸塩を含む好気処理液またはその清澄液の少なくとも一部を嫌気槽2に循環する。嫌気槽2および好気槽3から排出された固形物(余剰汚泥)は系外へ抜き出され、この廃水処理のために再使用されることはない。【効果】 廃水からBOD成分だけではなく、窒素化合物およびりん化合物も効率よく除去される。
Claim (excerpt):
第1段の嫌気処理プロセスおよび第2段の好気処理プロセスを連設して廃水中の少なくとも浮遊固形物成分、微生物分解性有機物、窒素化合物およびりん化合物を連続的に除去する方法において、a)流入廃水に脱りん用凝集剤を添加して含りん凝集フロックを生成させ、次いで、この液と第2段の好気処理プロセスからの少なくとも硝酸塩および亜硝酸塩を含有する循環液とを混合して含りん凝集フロックを含有する廃水混合物を得、b)該含りん凝集フロックを含有する廃水混合液を少なくとも脱窒菌が存在する第1段の嫌気処理プロセスに導いて、ここで、硝酸塩および亜硝酸塩を窒素ガスに変化させるとともに微生物分解性有機物を嫌気的に分解させて生成されたガス成分を該プロセス外へ排出させ、c)該嫌気処理プロセスで処理された液から固形物を除去して清澄液を得、d)嫌気処理プロセスからの該清澄液を少なくとも硝化菌が存在する第2段の好気処理プロセスに導いて、ここで該清澄液に含有されているアンモニウム化合物を硝酸塩および亜硝酸塩に変化させるとともに残留微生物分解性有機物を好気的に分解させて、ガスを該プロセスから排出させ、該プロセスで好気処理された液を得もしくは該好気処理された液から浮遊固形成分を除去して清澄液を得、e)該好気処理された液もしくは該浮遊固形成分を除去した清澄液の少なくとも一部を前記の嫌気処理プロセス入口へ循環液として循環することを特徴とする廃水処理法。
IPC (6):
C02F 3/30 ,  C02F 1/58 ,  C02F 3/34 101 ,  C02F 9/00 ,  C02F 1/52 ,  C02F 1/56

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