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J-GLOBAL ID:200903097074720543

冷凍機の運転制御装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 前田 弘 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993326721
Publication number (International publication number):1995180920
Application date: Dec. 24, 1993
Publication date: Jul. 18, 1995
Summary:
【要約】【目的】 超電導磁石を臨界温度以下に冷却保持する液体ヘリウムを貯溜する液体ヘリウムタンクTh内の蒸発ヘリウムガスをJ-T冷凍機31の冷媒回路に取り込んで運転周波数可変のインバータ式圧縮機4,8で圧縮した後、J-T弁38で膨張させて冷却液化し、タンクTh内に戻すようにした冷凍機Rに対し、超電導磁石の励消磁を行うときの熱負荷の増大に伴う液体ヘリウムタンクThの内圧上昇を有効に抑制し、タンク内圧を逃がす安全弁が作動するのを防止する。【構成】 超電導磁石の励消磁を行うとき、その実行に先立ち、冷凍機Rの圧縮機4,8の運転周波数を上昇させてタンクTh内の蒸発ヘリウムガスの冷媒回路への吸入量を増加させ、かつタンクThへのヘリウムガス流入量を低減させることで、タンク内圧を低下させ、その後にタンク内圧が所定圧まで低下すると、超電導磁石の励消磁を実行する。
Claim (excerpt):
超電導磁石を臨界温度以下に冷却保持する液冷媒を貯溜する冷媒タンク(Th)内に、運転周波数可変の圧縮機(4),(8)及び膨張手段(38)を有する冷媒回路の一部が開放されるとともに、上記冷媒タンク(Th)と圧縮機(4),(8)の吸込側との間の冷媒回路に、冷媒タンク(Th)内の圧力が設定圧以下に低下したときに開く低圧制御弁(LPR1),(LPR2)を配置した冷媒給排配管(17)を介してバッファタンク(Tb)が接続されていて、冷媒タンク(Th)内で蒸発したガス冷媒を冷媒回路に吸入して圧縮機(4),(8)で圧縮した後に膨張手段(38)で膨張させ、その膨張による温度降下により液冷媒を生成して冷媒タンク(Th)内に戻すとともに、冷媒タンク(Th)内の熱負荷の増大により、上記蒸発したガス冷媒を液冷媒として冷媒タンク(Th)内に戻すことができないときには、該戻し切れない蒸発ガスをバッファタンク(Tb)に回収するようにした冷凍機において、上記超電導磁石の励消磁を行うことを検出する励消磁運転検出手段(53)と、上記検出手段(53)の出力信号を受け、超電導磁石を励消磁するとき、該励消磁の開始前に、上記圧縮機(4),(8)の運転周波数を上げて冷媒タンク(Th)内の蒸発ガスの冷媒回路への吸入量を増加させ、かつ冷媒タンク(Th)への冷媒流入量を低減させて、冷媒タンク(Th)の内圧を低下させ、その後に所定条件が成立すると、超電導磁石の励消磁を行うように制御する制御手段(51)とを設けたことを特徴とする冷凍機の運転制御装置。
IPC (2):
F25B 9/02 ,  H01F 6/04 ZAA

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