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J-GLOBAL ID:200903097095444651

長繊維強化熱可塑性複合材料の製造方法およびその製造装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994044098
Publication number (International publication number):1995251437
Application date: Mar. 15, 1994
Publication date: Oct. 03, 1995
Summary:
【要約】【目的】 直線状を呈するダイ形状のクロスヘッドダイを取り付けた押出機を用いて、連続補強繊維に熱可塑性樹脂を付着させ、これを凸状ローラーおよび凹状ローラーに巻き掛け、引張ることによって、繊維の開繊、熱可塑性樹脂の含浸および繊維の集束を行い、次いで、含浸物を賦型ダイに通して賦型後、冷却するに際し、凸状ローラーの最大中心部半径とその個数と含浸物中の繊維の体積分率との間に特定の関係を有する凸状ローラーと、繊維支持面が曲線状を呈する凹状ローラーとを用いることによる長繊維強化熱可塑性複合材料の製造方法およびその装置。【効果】 本発明によれば、良好な含浸状態を有する長繊維強化熱可塑性複合材料が低コストで安定的に生産できる。
Claim (excerpt):
直線状を呈するダイ形状のクロスヘッドダイを取り付けた押出機を用いて、連続補強繊維に第1の熱可塑性樹脂(以下、「熱可塑性樹脂A」という)を付着させ、これを該熱可塑性樹脂Aの溶融温度以上の温度において、凸状表面を有する回転ローラーに巻き掛けて、引張ることによって繊維を開繊し、前記熱可塑性樹脂Aを繊維間隙に含浸させた後に、凹状表面を有する回転ローラーに巻き掛けて、開繊した繊維を集束させ、次いでこれを、賦型ダイを通過させて賦型し、続いて冷却することによって長繊維強化複合材料を製造するに際し、(1)前記の凸状表面を有する回転ローラーの最大中心部半径をR、その個数をNおよび前記熱可塑性樹脂Aと前記連続補強繊維との合計体積中に占める前記連続補強繊維の繊維体積分率をVfとした時に、これらR、NおよびVfが下記数式(I)【数1】(ただし、aおよびbは、それぞれ3.036≦a≦3.098および-2.112≦b≦-1.492の範囲を満たす数値である。)を満たすこと、および、(2)前記の凹状表面を有する回転ローラーにおいては、前記連続補強繊維を支持する面が曲線状であることを特徴とする長繊維強化熱可塑性複合材料の製造方法。
IPC (5):
B29C 47/02 ,  B29B 15/12 ,  B29C 70/06 ,  B29K101:12 ,  B29K105:08

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