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J-GLOBAL ID:200903097189864840

工業用エタノールの製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 青山 葆 (外2名)
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1995517524
Publication number (International publication number):1997507386
Application date: Dec. 16, 1994
Publication date: Jul. 29, 1997
Summary:
【要約】廃棄物を処理する方法に関し、都市固形廃棄物は分離されて処理され、再利用可能なゴム、金属、プラスチック、ガラスが取り出され、廃棄物における残りの有機部分がエタノール及びその他の化学製品を作るために利用される。ある一つのプロセスでは前処理工程において希硫酸を用いて、都市固形廃棄物から得られる糖の発酵を阻害する重金属を廃棄物のセルロース成分から減少する。別のプロセスでは、都市固形廃棄物のセルロース成分中にある重金属は、硫酸を用いた加水分解後に、イオン交換プロセスにより除去される。経済的で、エネルギー効率よく都市固形廃棄物からエタノールを製造するプロセスもまた開示されている。
Claim (excerpt):
都市固形廃棄物からエタノールを製造する方法であって以下の工程を含むものである。(a)都市固形廃棄物を得る工程(b)タイヤ、大きな鉄金属と非鉄金属、プラスチック、ガラス及びゴムを廃棄物から除去してセルロース成分を得る工程(c)工程(b)で得たセルロース成分を粉砕する工程(d)粉砕したセルロース成分を、希硫酸を用い、40から100°Cの温度で処理して残っている重金属をほぼ溶解して可溶性成分と非可溶性成分を得る工程(e)工程(d)で得た可溶性成分を非可溶性成分から取り除く工程(f)工程(e)で得た非可溶性成分を乾燥する工程(g)工程(f)で得た乾燥非可溶成分を、非可溶成分に対して重量で約1:1の濃硫酸を用いて処理し、部分的に水解した混合物を得る工程(h)約80°Cから100°Cの温度の水で工程(g)で得た部分的に水解した混合物を希釈する工程(i)工程(h)で得た希釈混合物を約100°Cの温度でかきまぜて消化材料とする工程(j)工程(i)で得た消化材料から固形分を除いて濾液を得る工程(k)濾液を酸を含む溶液と糖を含む溶液に分離する工程(l)糖を含む溶液を糖分約12-14%に濃縮する工程(m)工程(l)で得た濃縮された糖を含む溶液のpHを約6に調節する工程(n)工程(m)で得た溶液をイーストで発酵させてビールを得る工程(o)ビールからエタノールを取り出す工程
IPC (4):
C12P 7/10 ,  B09B 3/00 ,  B09B 5/00 ,  C12P 7/14
FI (5):
C12P 7/10 ,  C12P 7/14 ,  B09B 5/00 L ,  B09B 3/00 A ,  B09B 3/00 304 H
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (3)
  • 特表昭56-501311
  • 特開昭54-159409
  • 特開昭57-094383

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