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J-GLOBAL ID:200903097269771240

湿紙層への細片の分散方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 尾股 行雄
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1998122116
Publication number (International publication number):1999323786
Application date: May. 01, 1998
Publication date: Nov. 26, 1999
Summary:
【要約】【課題】基紙の表面全面に細片が遍在し、あるいは筋状に細片が偏在している偽造防止用紙や意匠紙の製造に際して、紙層形成後の湿紙の地合を悪化させることなく湿紙層の上に細片を分散させることができ、これにより細片を紙層表面または表面近くに確実に存在させることが可能となり、さらには蛇行した波状や円形などの任意形状に細片を偏在させることができる、細片の湿紙層への分散方法を提供する。【解決手段】湿紙層4と接触しながら回転し細片6が通過しない網目を有する網2を表面に設けた細片転写用ロール1に、細片の水懸濁液5を振りかけて細片転写用ロールの網上に細片を分散載置させ、この細片転写用ロールの回転に伴って網上の細片を湿紙層に転写させる。細片転写用ロールを中空円筒構造とし、中空部に液体回収用樋7をロールと共に回転しないように配設すれば、細片製造時に生ずる微細な切り屑が細片の水懸濁液中に混入しても、これを効果的に除去できる。
Claim (excerpt):
湿紙層と接触しながら回転し細片が通過しない網目を有する網を表面に設けた細片転写用ロールに、細片の水懸濁液を振りかけて細片転写用ロールの網上に細片を分散載置させ、この細片転写用ロールの回転に伴って網上に分散した細片を湿紙層に転写させることを特徴とする湿紙層への細片の分散方法。
IPC (3):
D21H 23/04 ,  D21H 21/28 ,  D21H 21/42
FI (3):
D21H 3/00 301 ,  D21H 3/82 ,  D21H 5/10

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