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J-GLOBAL ID:200903097366593402

帰還制御装置及び制御方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 高野 則次
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993034638
Publication number (International publication number):1994230820
Application date: Jan. 29, 1993
Publication date: Aug. 19, 1994
Summary:
【要約】【目的】 PWMインバータ等の制御対象の操作量をDSPで決定する方式の帰還制御装置の制御性能を向上させる。詳細には、外乱に起因する制御性能の悪化を改善する。【構成】 制御対象10の制御量の検出値と指令値との誤差信号に基づいて制御対象10の操作量V(n)を決定する帰還制御装置において、操作量V(n)に基づいて制御量の変化分の予測値を求め、この変化分の予測値を制御量検出値に加算して制御量予測値を得る手段を設けると共に、制御量予測値と実際の制御量検出値との差から成る予測誤差を求め、この予測誤差に基づいて変化分の予測値を補正する手段を設ける。更に外乱成分としての予測誤差Vl ′(n)を操作量V(n)に加えて新しい操作量を求める。
Claim (excerpt):
制御対象の制御量、またはこれに対応する量を予め定められたサンプリング時間間隔で検出してディジタル量として制御量検出値を得るディジタル制御量検出手段と、前記制御量検出値が追従すべき指令値をディジタル量として発生するディジタル指令値発生手段と、前記制御量検出値が前記指令値に追従するように前記制御対象に対する操作量を予め定められた制御時間間隔でディジタル演算により決定して前記制御対象を制御するディジタル制御手段とから成るディジタル帰還制御装置において、前記ディジタル制御手段が、比較手段と、比例積分補償手段または比例補償手段と、加算手段と、制御量予測手段と、予測誤差検出及び補償手段とを有し、前記比較手段は前記予測誤差補償量で補正された制御量予測値と前記指令値との差に対応する出力を発生するものであり、前記比例積分補償手段または比例補償手段は前記比較手段から得られた出力を比例積分補償または比例補償するものであり、前記加算手段は前記比例積分補償手段または比例補償手段の出力に前記予測誤差検出及び補償手段から得られた予測誤差補償量を加算して前記制御対象を制御するための操作量を出力するものであり、前記制御量予測手段は、前記加算手段から出力された操作量に基づいて現在の制御量と次回のサンプル時での制御量との変化分の予測値を演算により算出し、その変化分予測値を現在のサンプル時に検出した前記制御量に加えることにより次回のサンプル時の予測値を求めるものであり、前記予測誤差検出及び補償手段は、前記制御量予測値と実際の制御量検出値との差によって予測誤差を求め、この予測誤差を0に収束させるように補償した予測誤差補償量を求め、この予測誤差補償量で前記制御量予測値を補正するものであることを特徴とするディジタル帰還制御装置。
IPC (5):
G05B 21/02 ,  G05B 11/36 503 ,  G05B 13/02 ,  G05F 1/10 302 ,  H02M 7/48

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