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J-GLOBAL ID:200903097396613564
PCBの連続分解方法およびその装置
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1998170441
Publication number (International publication number):1999319774
Application date: May. 15, 1998
Publication date: Nov. 24, 1999
Summary:
【要約】【目 的】 PCBを腐食性ガスを発生させることなく連続的に無害化処理し、熱損失を少なくしてランニングコストを低減できるPCBの連続分解法およびその装置を提供することを目的とする。【構 成】 PCB溶液とナトリウムエトキシドとの混合液を混合槽(22)で撹拌して加熱手段(40)でグリース状の1次反応媒体を生成し、反応槽(42)内で水熱溶媒と1次反応媒体および反応促進剤を気化させ、水熱溶媒、1次反応媒体および反応促進剤を接触反応させることにより塩化ナトリウムと2次反応媒体とを分離し、塩化ナトリウムをスクリュードラム(74)で掻き取って排出手段(78、80)により排出し、2次反応媒体は凝縮器(86)で冷却して排出液タンク(90)で分解油とアルカリ溶液とに分離する。【効 果】 PCBを効率的に無害化処理し、熱損失を少くしてエネルギー消費およびランニングコストを低減し、保守・点検の負担を軽減する。
Claim (excerpt):
PCB溶液とナトリウムエトキシドを混合して混合溶液を生成する工程と、混合溶液を加熱してグリース状の1次反応媒体を生成する工程と、反応槽を高温高圧に維持する工程と、反応槽にタンニンおよび木酢液から選ばれた少くとも1つの反応促進剤と水酸化ナトリウム溶液からなる水熱溶媒を圧入する工程と、反応槽で1次反応媒体、分解促進剤および水熱溶媒を撹拌しながら高温高圧状態下で接触反応させて塩化ナトリウムとガス状2次反応媒体を分離する工程と、反応槽の上部および下部からそれぞれ2次反応媒体および塩化ナトリウムを排出する工程と、2次反応媒体を冷却して液化することにより上相および下相にそれぞれ分解油と水熱溶媒を生成する工程と、水熱溶媒中の反応促進剤および水酸化ナトリウム溶液の濃度を調整して水熱溶媒の圧入工程に循環させる工程とからなるPCBの連続分解方法。
IPC (3):
B09B 3/00
, A62D 3/00 ZAB
, B01J 19/00 ZAB
FI (3):
B09B 3/00 304 Z
, A62D 3/00 ZAB
, B01J 19/00 ZAB Z
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