Pat
J-GLOBAL ID:200903097817213080

アクテイブ消音方法及び消音装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 前田 弘 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1991222995
Publication number (International publication number):1993061480
Application date: Sep. 03, 1991
Publication date: Mar. 12, 1993
Summary:
【要約】【目的】適応型FIRフィルタを用いたアクティブ消音方法及び消音装置において、所期の消音効果を制御開始後早期に得る。【構成】適応型FIRフィルタの制御部8bは、最小二乗平均法(LMS;Least Mean Square)アルゴリズムによる適応制御を行うものであって、騒音を低減した低減音信号(エラー信号)に基いて上記LMSの制御パラメータとしての消音フィルタのフィルタ係数を更新して、被消音空間の所定位置での音圧レベルを軽減する。この場合、上記消音フィルタの収束したフィルタ係数をEEPRAM30に保存し、次回以後の消音制御の開始時には該保存した収束フィルタ係数を再利用する。これにより、消音制御を発振させることなく、消音制御開始後の消音収束時間を著しく短縮できる。
Claim (excerpt):
騒音信号に対して逆位相で同振幅の反転音信号を適応型FIRフィルタにより生成した後、該反転音信号を付加音源に入力して反転音を被消音空間に放射するとともに、上記被消音空間の所定観測点に配置されたモニタマイクロホンにより該観測点の低減音レベルを検出し、該低減音レベルを上記適応型FIRフィルタにフィードバックして該適応型FIRフィルタのフィルタ係数を更新して、上記観測点周辺の音圧レベルを低減するアクティブ消音方法であって、上記フィルタ係数が収束したときの該フィルタ係数を保存し、次回の消音開始時に上記保存したフィルタ係数を初期値として適応型FIRフィルタを制御することを特徴とするアクティブ消音方法。

Return to Previous Page