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J-GLOBAL ID:200903097833512071

反射型液晶表示装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 山本 秀策
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993217701
Publication number (International publication number):1994167708
Application date: Sep. 01, 1993
Publication date: Jun. 14, 1994
Summary:
【要約】【目的】 視差がなく、高精細・高コントラストで表示品位が高く、さらに、コントラストの視角依存性が小さく、駆動電圧が低くなるようにする。【構成】 光学位相補償機能を有する基板の遅相軸と、液晶セルの液晶分子のダイレクタの方向とが、ほぼ直交状態にされている。液晶セルのリターデーションΔn1d1と、光学位相補償機能を有する基板のリターデーションΔn2d2と、入射光の波長λとが|Δn1d1-Δn2d2|/λ=0.25+m/2±0.1(m=0,1,2)...(1)を満たすときに遮光状態となり、|Δn1d1-Δn2d2|/λ=m’/2±0.1(m’=0,1,2)...(2)を満たすときに光透過状態となるように、液晶層に印加される電界により|Δn1d1-Δn2d2|/λの値を変化させる。これら遮光状態および光透過状態の2つの状態を用いて表示を行い、液晶セルの液晶分子のダイレクタの方向に対して偏光子の吸収軸あるいは透過軸を30°〜60°に設定する。
Claim (excerpt):
液晶層を間に挟んで、少なくとも透明電極を形成した絶縁性の透過性基板および、一方の表面になめらかで連続的に変化する凹凸を有し、該表面に光反射機能を有する薄膜が形成された反射板が対向配設されてなる液晶セルと、該液晶セルの光の入射側に配置された偏光子と、該偏光子と該液晶セルとの間に配置された光学位相補償機能を有する基板とを備えた反射型液晶表示装置において、該透過性基板に隣接する液晶分子のダイレクタの方向が、該光学位相補償機能を有する基板の遅相軸とほぼ直交するように、かつ、該偏光子の吸収軸または透過軸となす角φが30°〜60°になるように設定され、該液晶セルのリターデーションΔn1d1と該光学位相補償機能を有する基板のリターデーションΔn2d2と入射光の波長λとが、|Δn1d1-Δn2d2|/λ=0.25+m/2±0.1(m=0,1,2)...(1)を満たすときに遮光状態となり、|Δn1d1-Δn2d2|/λ=m’/2±0.1(m’=0,1,2)...(2)を満たすときに光透過状態となるように、該液晶層に印加される電界により|Δn1d1-Δn2d2|/λの値を変化させて、該2つの状態を用いて表示を行う反射型液晶表示装置。

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