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J-GLOBAL ID:200903098082805007

残響除去における低コストのフィルタ係数決定法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (5): 坂口 博 ,  市位 嘉宏 ,  上野 剛史 ,  太佐 種一 ,  正林 真之
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2006238873
Publication number (International publication number):2008058900
Application date: Sep. 04, 2006
Publication date: Mar. 13, 2008
Summary:
【課題】一般に音声認識装置は長い残響が存在する環境においては、著しく性能が劣化することが知られているが、従来のほとんどの残響除去手法は、多くの演算量を必要とするか、演算量が多くないものは何らかの事前知識(部屋の残響時間など)を必要とする。【解決手段】過去フレームのパワースペクトルの係数倍を現行フレームのパワースペクトルから減算するという従来技術おける係数決定問題を、音響モデルや多チャンネル入力など計算コストのかかる情報を使用せずに、低コストに計算する。具体的な方法としては、パワーの大きいフレームに良く追随し、パワーの小さいフレームに遅い追随を示す音声パワートラックを求め、時間方向に平滑化した現行フレームの音声パワーとの差が大きい部分を発話末尾残響区間と推定し、その区間での残差音声パワーと、発話区間(残響区間を含まない)での減算パワーの重みつき総和を最小化するように、フィルタ係数を決定する。【選択図】図1
Claim (excerpt):
過去フレームの音声パワースペクトルの係数倍を現行フレームの音声パワースペクトルから減算する残響除去手法のフィルタ係数を求めるための方法であって、 発話区間での減算音声パワーと発話末尾残響区間での残差音声パワーとの重みつき総和を最小化するように、前記フィルタ係数を決定する方法。
IPC (2):
G10L 15/20 ,  G10L 21/02
FI (4):
G10L15/20 370F ,  G10L15/20 370Z ,  G10L21/02 101B ,  G10L21/02 103Z
F-Term (1):
5D015EE04
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (1) Cited by examiner (3)

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