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J-GLOBAL ID:200903098592644040

希土類イオン添加短波長レーザ光源装置及び希土類イオン添加光増幅器

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 前田 弘 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994148085
Publication number (International publication number):1996018129
Application date: Jun. 29, 1994
Publication date: Jan. 19, 1996
Summary:
【要約】【目的】 希土類イオン添加短波長レーザ光源装置において、低出力の励起光源を用いるにも拘らず、460〜500nmの短波長の光を発振することができるようにする。【構成】 レーザ光源装置は、波長が1000nm〜1250nmである第1の励起光102を出射する第1の励起光源101と、波長が640nm〜820nmである第2の励起光105を出射する第2の励起光源104と、入射部108及び出射部109を有しコア部にTmイオンが0.001%〜10%添加された光ファイバ107とを備えている。一部のTmイオンのエネルギー準位は第1の励起光102により2回の吸収遷移を行ない、他の一部のTmイオンのエネルギー準位は第2の励起光105により基底準位吸収遷移を行なう。前記一部及び他の一部のTmイオンのエネルギー準位は第1の励起光105により上位準位に励起準位吸収遷移を行ない、Tmイオンの上位準位と基底準位との間で反転分布状態が形成される。
Claim (excerpt):
波長が1000nm〜1250nmである第1の励起光を出射する第1の励起光源と、波長が640nm〜820nmである第2の励起光を出射する第2の励起光源と、入射部及び出射部を有しTmイオンが0.001%〜10%添加された光学材料とを備え、前記入射部及び出射部はそれぞれ前記光学材料内に入射した光を反射する反射膜を有し、前記第1の励起光は前記光学材料の入射部及び出射部のうちのいずれか一方から前記光学材料内に入射し、前記第2の励起光は前記光学材料の入射部及び出射部のうちのいずれか一方から前記光学材料内に入射し、一部のTmイオンのエネルギー準位は、該一部のTmイオンが前記第1の励起光を吸収することにより 3H6 準位から 3H5 準位に基底準位吸収遷移した後、3H5 準位から 3F4 準位に非発光遷移し、その後、該一部のTmイオンが前記第1の励起光を吸収することにより 3F4 準位から 3F3 準位に励起準位吸収遷移した後、 3F3 準位から 3H4 準位に非発光遷移し、他の一部のTmイオンのエネルギー準位は、該他の一部のTmイオンが前記第2の励起光を吸収することにより 3H6 準位から 3F3 準位若しくは 3F2 準位に基底準位吸収遷移した後、 3F3 準位若しくは 3F2 準位から 3H4 準位に非発光遷移するか、又は該他の一部のTmイオンが前記第2の励起光を吸収することにより 3H6 準位から 3H4 準位に基底準位吸収遷移し、前記一部及び他の一部のTmイオンのエネルギー準位は、該一部及び他の一部のTmイオンが前記第1の励起光を吸収することにより 3H4 準位から 1G4 準位に励起準位吸収遷移し、Tmイオンの 1G4 準位と 3H6 準位との間で反転分布状態が形成され、Tmイオンの 1G4 準位から 3H6 準位への発光遷移により放出される波長460nm〜500nmの光を前記入射部及び出射部の各反射膜によって共振し、該共振により利得を得た波長460nm〜500nmの光を前記出射部からレーザ光として出射することを特徴とする希土類イオン添加短波長レーザ光源装置。
IPC (4):
H01S 3/07 ,  G02B 6/00 301 ,  H01S 3/094 ,  H01S 3/17

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