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J-GLOBAL ID:200903098680833350
密閉型ニッケル-カドミウム蓄電池用極板
Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
長谷 照一 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997224057
Publication number (International publication number):1999067196
Application date: Aug. 20, 1997
Publication date: Mar. 09, 1999
Summary:
【要約】【課題】 充電時に生成された水の逃げ場を確保して電池内圧の上昇を防止できるようにする。【解決手段】 鉄製の多孔板にニッケルメッキを施した多孔性芯体11の表面にスラリー12を塗着し、乾燥させて基板10を作製する。この基板10を幅方向に3等分した位置の両面を加圧して1mm幅の溝状凹部10a,10bを形成する。このような加圧処理を施した後、この基板10を還元性雰囲気下で焼結して焼結基板を作製する。この焼結基板に化学含浸法により水酸化ニッケル活物質を充填し、乾燥した後、所定の形状に切断してニッケル正極板を得る。ニッケル正極板に溝状凹部10a,10bを形成すると、この溝状凹部10a,10bは充電反応により生成される水の逃げ場となるので、正極から発生した酸素ガスは負極で効率よく消費されるようになって、電池内圧の上昇を防止できるようになる。
Claim (excerpt):
正・負極板およびセパレータよりなる発電要素を備え、電池充電時に正極から発生した酸素ガスを負極で吸収できるようにした密閉型ニッケル-カドミウム蓄電池用極板であって、前記正・負極板の少なくとも一方の極板の表面に長さ方向に平行な複数個の溝状凹部を備え、前記溝状凹部により前記電池充電時の充電反応により生成された水の逃げ場を確保できるようにしたことを特徴とする密閉型ニッケル-カドミウム蓄電池用極板。
IPC (3):
H01M 4/32
, H01M 4/24
, H01M 10/30
FI (3):
H01M 4/32
, H01M 4/24 J
, H01M 10/30 Z
Patent cited by the Patent:
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