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J-GLOBAL ID:200903098703423286
セメントキルン排ガスダストの処理方法
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
三枝 英二 (外8名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1999193217
Publication number (International publication number):2001017939
Application date: Jul. 07, 1999
Publication date: Jan. 23, 2001
Summary:
【要約】【課題】セメントキルン排ガスダストを閉鎖系で処理して無害なセメント原料として再資源化すると同時に、除去した成分も工業原料として再利用できる品位で回収できる方法を提供する。【解決手段】(1)(a)セメントキルン排ガスダストを水洗処理し、(b)得られた洗浄水をpH調整した後、硫化剤を添加し、沈殿と液体成分を固液分離し、(c)液体成分を加熱濃縮した後、冷却して塩化カリウムを析出回収し、(2)(a)第一段階の(a)工程における水洗処理後の脱水ケーキに、塩酸を添加して溶解浸出させ、スラリーの液性をpH1以下とした後、残渣と塩酸水溶液を固液分離し、(b)残渣については、水洗して残留固形分を回収し、(c)塩酸浸出液については、pH調整した後、硫化剤を添加し、沈殿と液体成分を固液分離し、(d)分離された沈殿と第一段階(b)工程で分離された沈殿を水洗して固形分を回収する。
Claim (excerpt):
セメントキルン排ガスダストを下記の第一段階及び第二段階の処理に順次供することを特徴とするセメントキルン排ガスダストの処理方法:(1)第一段階:(a)セメントキルン排ガスダストを水洗処理し、(b)得られた洗浄水をpH7〜10に調整した後、硫化剤を添加し、生成した沈殿と液体成分を固液分離して沈殿を回収し、(c)液体成分を加熱濃縮した後、冷却して塩化カリウムを析出させて回収する;(2)第二段階:(a)第一段階の(a)工程における水洗処理後の脱水ケーキに、塩酸を添加して溶解浸出させ、スラリーの液性をpH1以下とした後、塩酸で溶解しなかった残渣と塩酸浸出液を固液分離し、(b)分離された残渣については、水洗して残留固形分を回収し、(c)塩酸浸出液については、pH7〜10に調整した後、硫化剤を添加し、生成した沈殿と液体成分を固液分離し、(d)第二段階の(c)工程で分離された沈殿及び第一段階の(b)工程で分離された沈殿を水洗して固形分を回収する。
IPC (2):
B09B 3/00
, C04B 7/44 ZAB
FI (2):
B09B 3/00 304 G
, C04B 7/44 ZAB
F-Term (18):
4D004AA37
, 4D004AC05
, 4D004BA02
, 4D004BA05
, 4D004CA13
, 4D004CA15
, 4D004CA32
, 4D004CA35
, 4D004CA40
, 4D004CC03
, 4D004CC06
, 4D004CC11
, 4D004CC12
, 4D004DA03
, 4D004DA10
, 4D004DA11
, 4D004DA20
, 4G012KA08
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