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J-GLOBAL ID:200903098788279669

還元性硫黄化合物を含む廃水の生物学的処理方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 秋沢 政光 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992251993
Publication number (International publication number):1994071289
Application date: Aug. 28, 1992
Publication date: Mar. 15, 1994
Summary:
【要約】【目的】 本発明は、還元性硫黄化合物を含む廃水の生物学的処理に適した硫黄酸化細菌の濃度を維持する廃水の処理方法を提供する。【構成】 還元性硫黄化合物を含む廃水の生物処理装置において、曝気槽3のpHを5.0〜7.0の範囲で、またORPを+150mVに管理・制御する際に、増殖速度が小さくフロックを形成しにくい硫黄酸化細菌を維持する目的で、濃度0.1〜5mg/lのカチオン系高分子凝集剤を、曝気槽3から汚泥沈降槽5に至る過程に添加して沈降速度の大きなフロックを形成することにより、汚泥の流出を阻止して硫黄酸化細菌を曝気槽3内に維持する廃水の生物学的処理方法である。【効果】 曝気槽内に、pH5.0〜7.0で活性な硫黄酸化細菌が維持でき、安定した処理水質を得ることが可能となった。
Claim (excerpt):
曝気槽と汚泥沈降槽を備えた廃水の生物学的処理装置を用いた還元性硫黄化合物を含む廃水の生物学的処理方法において、曝気槽に活性汚泥混合液を入れ、この曝気槽に還元性硫黄化合物を含む廃水を供給し、この曝気槽における活性汚泥混合液のpHを5.0〜7.0の範囲に管理・制御し、pH5.0〜7.0の範囲で最も活性な還元性硫黄化合物を酸化し増殖する硫黄酸化細菌を維持するために、前記曝気槽と汚泥沈降槽間において前記活性汚泥混合液リットル当り0.1〜5.0mgの高分子凝集剤を添加することを特徴とする還元性硫黄化合物を含む廃水の生物学的処理方法。
IPC (3):
C02F 3/34 CDL ,  C02F 3/12 ,  C02F 1/56
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (3)
  • 特開昭50-002353
  • 特開平4-200798
  • 特開昭58-095593

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