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J-GLOBAL ID:200903098816680021

ジオレフィン系(共)重合体の製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 白井 重隆
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996060274
Publication number (International publication number):1997227636
Application date: Feb. 23, 1996
Publication date: Sep. 02, 1997
Summary:
【要約】【課題】 ニトロソアミン発生の危険のない第3級アミン化合物から誘導された新規なリチウム系開始剤を用いた、破壊特性、耐摩耗性、ウエットスキッド特性、低ヒステリシスロス性に優れた、共役ジオレフィン系(共)重合体を提供する。【解決手段】 「芳香族第3級アミン化合物と有機リチウム化合物との反応生成物、あるいは芳香族第3級アミン化合物のリチオ体」を開始剤として、必要に応じて「カリウム化合物」および/または「ヘテロ原子を2個以上有するアルコールと有機リチウム化合物との反応生成物、あるいはヘテロ原子を2個以上有するリチウムアルコキシド化合物」を添加して、共役ジオレフィンと芳香族ビニル化合物とを共重合し、重合体の活性末端をスズ化合物、ケイ素化合物またはヘテロ原子を含む有機化合物などと反応させて共役ジオレフィン系(共)重合体を製造する。
Claim (excerpt):
炭化水素溶媒中、必要に応じてエーテル化合物および/または第3級アミンの存在下で、共役ジオレフィン50〜100重量%と芳香族ビニル化合物50〜0重量%とを、下記(a1)および/または(a2)の芳香族第3級アミン化合物から誘導される開始剤を用いて重合することを特徴とするジオレフィン系(共)重合体の製造方法。(a1);下記一般式(a1-1)および/または(a1-2)の芳香族第3級アミン化合物(A)と有機リチウム化合物との反応生成物であって、(A)の構造中の芳香族環に結合したメチル基と有機リチウム化合物とが1:0.2〜5.0のモル比で反応して得られる反応生成物。【化1】(式中、nは1〜3の整数であり、R1 〜R2 は同一または異なり、水素原子または炭素数1〜20のアルキル基もしくは炭素数6〜20のアリール基、R3 〜R4 は同一または異なり、炭素数1〜20のアルキル基または炭素数6〜20のアリール基を示し、R1 〜R2 は互いに結合して環構造を形成していてもよく、またR3 〜R4 は互いに結合して環構造を形成していてもよい。)【化2】〔式中、Xは空白(単結合)か、またはメチレン基、エチレン基、プロピレン基またはエーテル結合のいずれかであり、m+kは1〜4の整数、m、kは0〜2の整数であり、R5 〜R9 は同一または異なり、水素原子または炭素数1〜20のアルキル基もしくは炭素数6〜20のアリール基、R10〜R13は同一または異なり、炭素数1〜20のアルキル基または炭素数6〜20のアリール基を示し、R5 〜R6 は互いに結合して環構造を形成していてもよく、R7 〜R9 は互いに結合して環構造を形成していてもよく、R10〜R11は互いに結合して環構造を形成していてもよく、R12〜R13は互いに結合して環構造を形成していてもよい。〕(a2);上記芳香族第3級アミン化合物(A)の少なくとも一つの水素原子がLiに置き換えられたリチオ化合物。
IPC (6):
C08F236/10 MPB ,  C08F236/10 MPC ,  C08F 2/14 MAZ ,  C08F 2/44 MCR ,  C08F 4/00 MEF ,  C08F 4/48
FI (6):
C08F236/10 MPB ,  C08F236/10 MPC ,  C08F 2/14 MAZ ,  C08F 2/44 MCR ,  C08F 4/00 MEF ,  C08F 4/48

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