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J-GLOBAL ID:200903099117656650
金属材料の脆化度評価方法及び評価装置
Inventor:
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Applicant, Patent owner:
Agent (1):
北村 光司
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996093495
Publication number (International publication number):1997257766
Application date: Mar. 22, 1996
Publication date: Oct. 03, 1997
Summary:
【要約】【課題】 簡易な手法で金属材料の脆化度を評価する評価方法及び評価装置を提供する。【解決手段】 二相ステンレス鋼よりなる試験体に超音波を送信すると共にこの試験体を伝搬した超音波を受信する。試験体を伝播して受信された超音波の伝播距離を伝播時間で除することにより、超音波の二相ステンレス鋼中での音速を求める。熱脆化の進行に伴う硬さ(Vickers Hardness)の変化と超音波音速(Velocity)の変化との間にはよい相関のあることが判明し、この音速により二相ステンレス鋼の脆化の程度を評価する。また、両探触子の送信部及び受信部の距離を一定に維持することで、未知の厚さの金属材料における超音波音速を正確に算出でき、脆化の程度を精度よく評価することできる。さらに、熱脆化は試験体のほぼ全体に均一に発生しやすいことから、試験体の表面を伝播する表面波を超音波として用いてもその脆化度は十分に評価可能である。
Claim (excerpt):
鋼材等の金属材料よりなる試験体(S)に超音波(U)を送信すると共にこの試験体(S)を伝搬した超音波(U)を受信し、試験体(S)を伝播して受信された超音波(U)の音速(v)を求め、この音速(v)により前記金属材料(S)の脆化の程度を評価する金属材料の脆化度評価方法。
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