Pat
J-GLOBAL ID:200903099189408449

二偏波レーダを使用する降水率を決定する方法およびそれを利用する気象レーダ

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 川口 義雄 (外1名)
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1997524054
Publication number (International publication number):2000502794
Application date: Dec. 13, 1996
Publication date: Mar. 07, 2000
Summary:
【要約】本方法は、レーダの二つの偏波チャネルHとVで受信された信号から、まず単一の偏波から、レーダビームに沿って距離i次に、降水率の積分の第1の推定値(I1)、最後に減衰反射係数(ZHa(r))から非減衰示差反射係数(ZDRS(r))決定する。更に、偏波のHのみにプロセスパラメータ(α)が繰り返し調整されるように、減衰示差反射係数(ZDRS(r)の測定された値が決定され(30、40-42)、積分値(I2)降水率からとH第1の推定値(I1)との比較から導き出される。αが調整されると、非減衰示差反射係数の補正値と、降水率の補正値とが求められる(38、47)。本発明は、気象レーダに適用される。
Claim (excerpt):
大気水象によって減衰される波長で作動するパルスレーダを使用して大気水象の降水率および反射率を測定する方法であって、前記レーダは、偏波の各々に従っていろいろな距離ゲートに対する減衰反射率(ZHa(r),ZVa(r))の対の一連の測定値を供給する二偏波レーダであり、前記方法は、 A)レーダの各距離ゲートにおいて、反射率を降水率に、および単一の偏波に対する減衰率を降水率に連結する式の組合せによって、単一の偏波に対して測定された反射率に基づいて降水率(Rs)の第1の推定値を決定するステップ、 B)前記降水率の第1の推定値に基づいて、非減衰示差反射率(ZDRs)の推定値を得るステップ、 C)前記非減衰示差反射率(ZDRs)の推定値および減衰示差反射率(ZDRa)のレーダ測定値から、示差偏波減衰(ADP)の推定値を導くステップ、 D)非減衰反射率(ZHs(r))および降水率(Rs(r))の補正値を抽出することができるように、反射率を降水率を連結する式のパラメータ(α,β)の中の1つを反復調整によって、レーダの単一の偏波に対するステップAで推定された降水率の積分(I1(r,R))と前記示差偏光減衰(ADP)から導かれた降水率の積分(I2(r,R))との間の等式を得ようと試みるステップ、を備えていることを特徴とする方法。
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (2)
  • 特開平1-282487
  • 特開平4-269685

Return to Previous Page