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J-GLOBAL ID:200903099587995834

公開鍵暗号装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (6): 鈴江 武彦 ,  河野 哲 ,  中村 誠 ,  蔵田 昌俊 ,  村松 貞男 ,  橋本 良郎
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2004308655
Publication number (International publication number):2006121524
Application date: Oct. 22, 2004
Publication date: May. 11, 2006
Summary:
【課題】不確定性原理に基づいて安全性を保証でき、量子計算機を用いた攻撃に対しても安全で、かつ現在の技術水準で実施可能な公開鍵暗号方式を実現する。【解決手段】 受信者装置1Bは、単一光子の量子状態を基底系識別値k及びビット値xをもとに符号化し公開鍵(|x>k)とする。送信者端末A1は、公開鍵を用いてメッセージ情報mと認証子H(m)をともに量子状態に符号化して暗号文(|x(+)[m‖H(m)]>k)とする。受信者装置1Bは、公開鍵を生成した際の基底系情報kをもとに適切な測定を行い、暗号文をメッセージ情報mおよび認証子H(m)へと復号する。受信者装置1Bは、得られたメッセージ情報と認証子の間の整合性を確認することによって、盗聴および改ざんの有無を検知する。【選択図】 図1
Claim (excerpt):
単一光子を生成する手段と、 乱数を生成する乱数生成手段と、 前記生成した乱数を私有鍵として記憶する記憶手段と、 前記私有鍵の乱数を基底系識別値部とビット値部に分けて量子状態を割り当て、前記単一光子の量子状態として符号化する手段と、 前記符号化された単一光子を送信する手段と、 この送信された単一光子を受信する手段と、 前記送信対象のメッセージ情報とこのメッセージ情報に依存した認証子とを生成する手段と、 前記受信した単一光子の量子状態をビット反転させることによりメッセージ情報と認証子を単一光子の量子状態へと暗号化する手段と、 前記暗号化した単一光子を送信する手段と、 この送信された単一光子を受信する手段と、 この受信した単一光子を前記記憶手段内の私有鍵に基づいて測定し、前記暗号化されたメッセージ情報及び認証子を復号する手段と、 前記復号されたメッセージ情報から認証子を計算し、得られた認証子と前記復号された認証子とを比較し、両者が一致するか否かを判定する手段と、 前記判定の結果が否であるとき、前記復号されたメッセージ情報を無効化する手段と を備えたことを特徴とする公開鍵暗号装置。
IPC (2):
H04L 9/12 ,  H04L 9/08
FI (2):
H04L9/00 631 ,  H04L9/00 601F
F-Term (9):
5J104AA01 ,  5J104AA05 ,  5J104AA16 ,  5J104EA04 ,  5J104EA15 ,  5J104EA16 ,  5J104JA21 ,  5J104NA02 ,  5J104NA37

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