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J-GLOBAL ID:200903099626645773

膜厚測定方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 西教 圭一郎 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997125947
Publication number (International publication number):1998318737
Application date: May. 15, 1997
Publication date: Dec. 04, 1998
Summary:
【要約】【課題】 X線反射率法と蛍光X線法との組合せによって、測定精度を維持しつつ、膜厚の測定範囲を大幅に拡大できる膜厚測定方法を提供する。【解決手段】 まず未知試料uと同種の物質で構成され、X線反射率法によって膜厚測定可能な標準試料cを用意し、次にX線反射率法を用いて標準試料cのX線反射率曲線を計測し、該曲線の干渉周期から膜厚Tcを、該曲線の全反射臨界角度から薄膜の密度ρcをそれぞれ測定し、次に蛍光X線法を用いて標準試料cの蛍光X線強度Fcを測定し、次に標準試料cの感度係数α(=Fc/(ρc・Tc))を算出し、次にX線反射率法を用いて未知試料uのX線反射率曲線を計測し、該曲線の全反射臨界角度から薄膜の密度ρuを測定し、次に蛍光X線法を用いて未知試料uの蛍光X線強度Fuを測定し、未知試料uの膜厚Tu(=Fu/(α・ρu))を算出する。
Claim (excerpt):
基板上に薄膜が形成され、薄膜の膜厚および密度が未知で、基板および薄膜の構成物質が既知である未知試料uの膜厚測定方法であって、未知試料uと同種の物質で構成され、X線反射率法によって膜厚測定可能な標準試料cを用意する工程と、X線反射率法を用いて、X線入射角度の変化に対する標準試料cのX線反射率曲線を計測し、該曲線の干渉周期から膜厚Tcを、該曲線の全反射臨界角度から薄膜の密度ρcをそれぞれ測定する工程と、蛍光X線法を用いて、標準試料cの蛍光X線強度Fcを測定する工程と、標準試料cの感度係数αを次式(1)から算出する工程と、 α = Fc/(ρc・Tc) ...(1)X線反射率法を用いて、X線入射角度の変化に対する未知試料uのX線反射率曲線を計測し、該曲線の全反射臨界角度から薄膜の密度ρuを測定する工程と、蛍光X線法を用いて、未知試料uの蛍光X線強度Fuを測定する工程と、未知試料uの膜厚Tuを次式(2)から算出する工程と、 Tu = Fu/(α・ρu) ...(2)を含むことを特徴とする膜厚測定方法。
IPC (3):
G01B 15/02 ,  G01N 23/207 ,  G01N 23/223
FI (3):
G01B 15/02 D ,  G01N 23/207 ,  G01N 23/223

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