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J-GLOBAL ID:200903099775680387

ガスバリヤー性に優れたポリアミド樹脂およびその製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995252763
Publication number (International publication number):1997095532
Application date: Sep. 29, 1995
Publication date: Apr. 08, 1997
Summary:
【要約】【構成】 本発明は、ポリアミド形成原料を、特定の重合温度、かつ、該重合温度と、重合系内の水蒸気圧と重合時間の積との間に特定の関係式が成り立つように選ばれた特定の重合圧力および特定の重合時間からなる重合条件下に加圧溶融重合する前重合工程と、続いての該重合温度を越えない温度下に行う常圧以下の圧力までの放圧と、それに続く常圧下および/または減圧下での後重合工程からなる重縮合法により、特定のポリアミド形成成分を必須成分とし、該必須成分を特定の組成で含有するとともに、吸水率やβ緩和の活性化エネルギーなどに関し特徴的な物理的性質を有し、かつゲルや黄着色のないポリアミド樹脂およびその製造方法に関する。【効果】 本発明のポリアミド樹脂は、従来公知の技術では得られなかった優れた酸素ガスバリヤー性および該酸素ガスバリヤー性の小さな湿度依存性を兼ね備え、食品、医薬品あるいは化粧品などの包装材料として好適に使用され得るフィルムを提供することができる。
Claim (excerpt):
メタキシリレンアジパミド単位、メタキシリレンイソフタラミド単位およびメタキシリレンテレフタラミド単位からなる群より選ばれたアミド繰り返し単位の少なくとも1つを樹脂全体に対して少なくとも20モル%以上含むポリアミド樹脂からなり、25°C、相対湿度100%における非晶部の吸水率が8重量%以下であり、かつ、周波数10Hzおよびひずみ0.05%の条件下に引張りモードで測定した動的粘弾性の温度分散スペクトルにおけるβ緩和の活性化エネルギーが18kJ/mol以下であることを特徴とするガスバリヤー性に優れたポリアミド樹脂。
IPC (3):
C08G 69/26 NSG ,  C08L 77/00 LQR ,  C08J 5/18 CFG
FI (3):
C08G 69/26 NSG ,  C08L 77/00 LQR ,  C08J 5/18 CFG
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (1)

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