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J-GLOBAL ID:200904044792723930  Research Project code:48 Update date:Oct. 07, 2013

御子柴細胞制御プロジェクト

Study period:1995 - 2000
Organization (1):
Investigating Researcher (1):
Research overview:
細胞内セカンドメッセンジャーとしてのカルシウムの働きは多岐にわたるので、本プロジェクトではできるだけ幅広く受精、卵割、発生から神経細胞の成長、分化、神経系における情報伝達と高次機能など広範囲の研究を行い、その結果、アフリカツメガエル胚の背腹軸の形成に関するイノシトール3燐酸受容体(IP3R)を介した細胞内カルシウムの機能、同受精卵でのIP3誘発カルシウム放出による細胞表層構造の制御、ニワトリ胚での細胞内カルシウム放出による神経成長制御機構の解明、IP3Rとその結合タンパクとの分子間相互作用、IP3R1型欠損マウスにおける小脳の長期抑圧の欠損と海馬CA1、CA3領域の長期増強の増加、リアノジン受容体によるシナプス可塑性と行動・学習の調節など多くの成果を得た。カルシウムの機能全体からみれば、最も基本的な部分を解明したことになるが、このような基礎研究の積み重ねによりいずれは全体像が明らかにされるであろう。その意味で、本プロジェクトにおける研究成果は脳の高次機能をはじめとする生命現象の本質を解き明かすのに大きく貢献するものと考えられ、また得られた成果は種々の疾患や外傷により傷ついた神経の再生、てんかんのような脳機能障害の病因の解明、記憶のメカニズムの解明、卵割から発生に至る分子機構の解明による発生医学の発展など今後の展開が期待できると思われる。
Research program: 戦略的創造研究推進事業(総括実施型研究)
Ministry with control over the research :
文部科学省
Organization with control over the research:
独立行政法人科学技術振興機構
Research budget: \0
Reports  (13):
Parent Research Project (1):

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