Pat
J-GLOBAL ID:201003028739505265
検出方法、検出用試料セルおよび検出用キット
Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (2):
柳田 征史
, 佐久間 剛
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2008283395
Publication number (International publication number):2010112748
Application date: Nov. 04, 2008
Publication date: May. 20, 2010
Summary:
【課題】被検出物質の量を検出する検出方法において、信号強度のばらつきを抑え、増強された電場を効率よく利用することができ、かつ高いS/N比を実現する。【解決手段】センサチップ10上のセンサ部14に試料Sを供給し、励起光Loを照射することにより、センサ部14上に増強した光電場Dを発生せしめ、蛍光標識Fを励起し、この励起に起因して生じる光Lfの量に基づいて、被検出物質Aの量を検出する検出方法において、センサ部14上をブロッキングするための、蛍光物質Fに性質が類似するブロッキング物質Rと、複数の蛍光色素分子fを、複数の蛍光色素分子fから生じる蛍光を透過する透光材料16により包含してなる蛍光物質(蛍光標識)Fとを用いる。そして、ブロッキング物質Rによって、蛍光物質Fのセンサ部14への非特異的な吸着を防止する。【選択図】図3B
Claim (excerpt):
誘電体プレートの一面に、該誘電体プレートに隣接する金属層を含む積層構造からなるセンサ部を備えるセンサチップを用い、
前記センサ部に試料を接触させることにより、該試料に含有される被検出物質の量に応じた量の、蛍光標識と該蛍光標識に標識された結合物質とからなる蛍光標識結合物質を、前記センサ部上に結合させ、
前記センサ部に励起光を照射することにより、該センサ部上に増強した光電場を発生せしめ、
該増強した光電場により、前記蛍光標識を励起し、該励起に起因して生じる光の量に基づいて、前記被検出物質の量を検出する検出方法において、
前記蛍光標識として、複数の第1の蛍光色素分子と、該複数の第1の蛍光色素分子から生じる蛍光を透過する透光材料からなりかつ該複数の第1の蛍光色素分子を包含する第1の粒子とから構成される蛍光物質を用い、
前記センサ部に対する前記蛍光標識結合物質の非特異的吸着性により該蛍光標識結合物質が前記センサ部に吸着することを防ぐためのブロッキング剤として、前記第1の蛍光色素分子を含まずかつ前記結合物質の特異的結合性を有さないブロッキング物質であって、前記蛍光標識結合物質の非特異的吸着性と同等の非特異的吸着性を有するブロッキング物質を用いることを特徴とする検出方法。
IPC (5):
G01N 21/64
, G01N 21/78
, G01N 33/543
, G01N 35/08
, G01N 21/03
FI (8):
G01N21/64 G
, G01N21/64 F
, G01N21/78 C
, G01N33/543 501J
, G01N33/543 575
, G01N35/08 A
, G01N21/03 Z
, G01N33/543 595
F-Term (26):
2G043AA01
, 2G043BA16
, 2G043CA03
, 2G043DA01
, 2G043EA01
, 2G043GA07
, 2G054AB07
, 2G054CA21
, 2G054CE02
, 2G054FA06
, 2G057AA04
, 2G057AB01
, 2G057AB02
, 2G057AB04
, 2G057AC01
, 2G057BA01
, 2G057BB01
, 2G057BB06
, 2G057DA03
, 2G057DB10
, 2G058CC08
, 2G058CC14
, 2G058DA07
, 2G058DA09
, 2G058EA11
, 2G058GA02
Patent cited by the Patent:
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