Pat
J-GLOBAL ID:201003065762432197

AFPおよびPIVKA-IIの測定値を特徴値とした識別関数を利用する、肝臓癌および慢性肝疾患の病態進行度の検出方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (7): 青木 篤 ,  石田 敬 ,  福本 積 ,  古賀 哲次 ,  中村 和広 ,  渡辺 陽一 ,  中島 勝
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2009094252
Publication number (International publication number):2010243406
Application date: Apr. 08, 2009
Publication date: Oct. 28, 2010
Summary:
【課題】既知の腫瘍マーカーであるAFPおよびPIVKA-IIの測定値を特徴値とする識別関数によって肝臓癌および慢性肝疾患の病態進行度の検出手段の提供。【解決手段】既知の腫瘍マーカーであるAFPおよびPIVKA-IIの測定値を特徴値とする識別関数によって、肝臓癌、特に小あるいは最小肝臓癌を高感度かつ高特異度で、しかも簡便かつ正確に検出することが可能であることを見出し、また肝臓癌高発症危険患者(慢性肝炎患者および肝硬変患者)の病態進行度の検出が可能であることを見出し、本発明を完成するに至った。【選択図】なし
Claim (excerpt):
AFP(alpha-fetoprotein)及びPIVKA-II(Protein induced by Vitamin K absence or antagonist-II)を用いた肝臓癌検出法であって、下記の(a)から(e)の工程を包含し、該測定値を特徴値とする識別関数によって得られた識別関数値が、該患者において肝臓癌を患っていることおよび慢性肝疾患の病態進行度を示す、方法。 (a)医学的所見により病態分類された患者試料中のAFP及びPIVKA-IIを測定する工程、 (b)AFP及びPIVKA-IIの測定値を特徴値として、肝臓癌の有無を検出するために、統計的パターン認識により識別関数を設計する工程、 (c)上記(b)で設計した識別関数から、上記(a)記載の該患者において肝臓癌を患っていることを示す識別関数値を算出する工程、 (d)上記(a)とは異なる母集団から得た患者試料中のAFP及びPIVKA-IIを測定する工程、 (e)上記(b)で設計した識別関数に上記(d)記載の該患者におけるAFP及びPIVKA-IIの測定値を代入して識別関数値を算出し、該識別関数値が負の値を示すとき、該患者が肝臓癌を患っていると判定し、また、該識別関数値が0あるいは正の値を示すとき、該患者が肝臓癌を患っていないと判定する工程。
IPC (1):
G01N 33/574
FI (1):
G01N33/574 E

Return to Previous Page