Pat
J-GLOBAL ID:201003077442912571
リグニンを除去するために、アルカリ溶液で固体リグノセルロース材料を処理するステップを含む、固体リグノセルロース材料からのエタノールの発酵生産のための方法
Inventor:
,
,
,
Applicant, Patent owner:
Agent (10):
特許業務法人浅村特許事務所
, 浅村 皓
, 浅村 肇
, 池田 幸弘
, 長沼 暉夫
, 梶原 斎子
, 新村 守男
, 金森 久司
, 長瀬 裕子
, 井上 洋一
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):2009538790
Publication number (International publication number):2010510800
Application date: Nov. 30, 2007
Publication date: Apr. 08, 2010
Summary:
本発明は、リグノセルロースから構成される農業廃棄物及び農工業廃棄物、特にサトウキビバガスを使用することにより燃料エタノールを得るための方法に関する。これらの残渣は、多糖(セルロース及びヘミセルロース)の形態で、著しい含量の炭水化物を有し、化学的プロセス及び酵素的プロセスによって加水分解することができる。ヘミセルロース画分を、硫酸を用いた緩やかな加水分解にかけ、この加水分解からの固体物を、大幅に短縮された時間でアルコールへの変換を著しく増加させることを可能にする条件下で、同時の急速なアルコール発酵と共に糖化(酵素的加水分解)のプロセスにかける。
Claim (excerpt):
リグノセルロース材料、たとえばサトウキビバガスからエタノールを酵素的に生産する方法であって、
a)セルロース及びリグニンを含む固体物を、アルカリ溶液による1回又は複数回の洗浄にかけて、前記固体物からリグニンを少なくとも部分的に除去し、水、好ましくは酸性化した水で洗浄して、好ましくは6〜7のpHとし、好ましくは濾過の手段によって、好ましくは特定の又は他の加圧反応器中で、水相から残りの前記固体物を分離するステップ;次いで
b)固体物を、好ましくはまだ前記反応器中で、加水分解するステップであって、固体物を、微量栄養素の溶液及びセルロース分解酵素、好ましくは加えられた市販のセルロース分解酵素調製物と反応させることを含み、ここで、固体:液体比は1:10〜1:20であり、温度は30°C〜50°Cであり、酵素濃度は20〜30FPU/gであり、反応は8〜32時間、好ましくは8〜30時間、より好ましくは8〜12時間進行させるステップ;並びに
c)酵素的加水分解に由来する培地を、好ましくは同時発酵によって発酵するステップであって、エタノール生産酵母を追加すること(ここで、前記酵母は、2〜6g/Lの細胞濃度を有する)及び32時間以内、好ましくは30〜32時間の期間、温度を30°C〜39°Cに維持することを含むステップ;次いで
d)蒸留によってエタノールを分離するステップ
を含む、上記方法。
IPC (1):
FI (1):
F-Term (5):
4B064AC03
, 4B064CA06
, 4B064CA21
, 4B064CB07
, 4B064DA16
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (1)
-
エタノールの製造方法
Gazette classification:公開公報
Application number:特願2003-355417
Applicant:大成建設株式会社
Article cited by the Patent:
Return to Previous Page