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J-GLOBAL ID:201003079582857107
オーステナイト系ステンレス鋼、及びその水素添加方法
Inventor:
,
,
Applicant, Patent owner:
Agent (3):
富崎 元成
, 円城寺 貞夫
, 町田 光信
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2008202713
Publication number (International publication number):2010037606
Application date: Aug. 06, 2008
Publication date: Feb. 18, 2010
Summary:
【課題】オーステナイト系ステンレス鋼の水素脆性の原因となる拡散性水素及び非拡散性水素の量に着目して、これを0.0030質量%(30質量ppm)以上にして疲労強度特性を向上させる。 【解決手段】オーステナイト系ステンレス鋼を水素環境中で200〜500°Cの加熱温度で、460時間以下の間加熱処理する。よって、オーステナイト系ステンレス鋼に含有される水素(H)を0.0030質量%(30質量ppm)以上にする。 【選択図】図6
Claim (excerpt):
結晶構造が面心立方格子構造であるオーステナイト相を有するオーステナイト系ステンレス鋼であって、
前記オーステナイト系ステンレス鋼に含有される拡散性水素及び非拡散性水素からなる水素(H)の濃度は、局所的に0.0030質量%(30質量ppm)以上の領域が、前記オーステナイト系ステンレス鋼の表面から、前記オーステナイト系ステンレス鋼の内側へ100μm以上の厚さになるような製造過程を経たものであり、前記オーステナイト系ステンレス鋼の疲労き裂の発生を遅くし、及び/又は、前記疲労き裂の進展を遅くした
ことを特徴とするオーステナイト系ステンレス鋼。
IPC (3):
C22C 38/00
, C22C 38/58
, C21D 6/00
FI (3):
C22C38/00 302Z
, C22C38/58
, C21D6/00 102A
Patent cited by the Patent:
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