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J-GLOBAL ID:201003085186318074
新規癌転移抑制剤の探索法
Inventor:
,
,
Applicant, Patent owner:
Agent (11):
清水 初志
, 春名 雅夫
, 山口 裕孝
, 刑部 俊
, 井上 隆一
, 佐藤 利光
, 新見 浩一
, 小林 智彦
, 渡邉 伸一
, 大関 雅人
, 川本 和弥
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2009130064
Publication number (International publication number):2010276505
Application date: May. 29, 2009
Publication date: Dec. 09, 2010
Summary:
【課題】Stabilin2(Stab2)遺伝子を欠損させた非ヒトノックアウト動物であって、血中ヒアルロン酸濃度が上昇しかつ癌転移抑制作用を有する非ヒトノックアウト動物、およびその製造方法を提供することを課題とする。またStabilin2を標的とした血中ヒアルロン酸上昇剤または癌転移抑制剤の候補物質のスクリーニング方法を提供することを課題とする。【解決手段】Stabilin2欠損マウスにおいて、肝臓非実質細胞がヒアルロン酸を取り込めず、血清中ヒアルロン酸レベルが劇的に上昇することを見出した。また黒色腫および肺癌の肺転移がStabilin2欠損マウスにおいて著しく減少することを見出した。さらに、Stabilin2+マウスにおける抗Stabilin2抗体の投与によって、血清中ヒアルロン酸レベルが上昇し、肺転移が抑制されることを見出した。これらの結果は、Stabilin2がヒアルロン酸に対する主要なクリアランス受容体であること、および転移が血清中ヒアルロン酸レベルと逆相関することを示しており、Stabilin2が腫瘍転移の介入に向けた治療法を開発するための新規の標的であることを示唆している。【選択図】なし
Claim (excerpt):
被検物質からStabilin2の発現抑制もしくは機能阻害作用を有する物質を選択することを特徴とする、血中ヒアルロン酸濃度上昇剤及び/又は癌転移抑制剤の候補物質のスクリーニング方法。
IPC (5):
G01N 33/50
, A61K 39/395
, A61P 35/04
, A61P 43/00
, G01N 33/15
FI (8):
G01N33/50 Z
, A61K39/395 D
, A61K39/395 N
, A61K39/395 E
, A61K39/395 T
, A61P35/04
, A61P43/00 111
, G01N33/15 Z
F-Term (10):
2G045DA36
, 4C085AA13
, 4C085AA14
, 4C085BB01
, 4C085BB31
, 4C085CC22
, 4C085CC23
, 4C085EE01
, 4C085GG01
, 4C085GG08
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