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J-GLOBAL ID:201102241732721824   Reference number:11A0628532

An Analysis of the Students View of Science Based on Understanding of the Nature of Science and Affective Factor on Science: The Examination of Evaluation Scheme in Lower Secondary Science Instruction

科学観ならびに科学に対する情意の変容から見た学習者と科学との関係性について-中学校理科学習における実態から見た評価スキームの検討-
Author (2):
Material:
Volume: 51  Issue:Page: 59-73  Publication year: Mar. 10, 2011 
JST Material Number: L6042A  ISSN: 1345-2614  Document type: Article
Article type: 原著論文  Country of issue: Japan (JPN)  Language: JAPANESE (JA)
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JST classification (1):
JST classification
Category name(code) classified by JST.
Science and engineering education 
Reference (21):
  • 1) 概念変容(変換)に関する研究は,欧米を中心に多数報告されており,我が国においてもいくつかの報告例が認められる。ここでは.過去の研究をレビューしている以下の文献を上げておく。 ・Vosniadou.S. (eds.) :" International Handbook of Research on Conceptual Change". 2008. Routledge.London
  • 2) ここで述べた「科学的知識や概念を学習する中で、科学観や情意が予定調和的に成立すること」と同様の指摘をしているものとして,以下の文献をあげておく。 ・ホドソン.D.著,小川正賢監訳:「新しい理科教授学習論-子ども一人一人の見方.考え方を損なわずに科学を学ばせるためには-」,pp.183-184.2000,東洋館出版社 この文献において. 著者は科学を学ぶ目的を「批判的科学リテラシーの育成」に置き,この実現に向けては「科学を学ぶ」「科学について学ぶ」「科学を実践する」の3つの要素(=学習活動)が満たされなければならないと主張する。そして.これらの活動が十分に組織化されていない実態に対して.次のような論調で警鐘を嗚らしている。 「これら3つの活動のうち,ある一つの立場を志向するように計画された活動は,他の立場から計画された活動と同じものではないかも知れない。これらの極めて異なる目標がある共通の経験を通して,同時に達成可能であると見なされることが,あまりにもしばしばある。」
  • 3) このことについては,本研究における「科学に対する情意」の育成に関して中学校学習指導要領解説理科編(2008) において,以下のように明記されているところである。 ・「理科を学ぶことの意義や有用性を実感する機会を持たせ、科学への関心を高めること」 また,本研究で扱う科学観に相当する.科学技術に対するとらえ方と情意の育成については,高等学校新学習指導要領(2009) において新たに加えられる科目「科学と人間生活」の目標において以下のように明記されている。 ・「自然と人間生活とのかかわり及び科学技術が人間生活に果たしてきた役割について,身近な事物・現象に関する観察,実験などを通して理解させ,科学的な見方や考え方を養うとともに,科学に対する興味•関心を高める。」
  • 4) 川崎 謙:「理科教育の科学観-連合関係にみる『自然』-」,高知大学教育学部研究報告第1部. 49巻.pp.67-80, 1994
  • 5) Ogawa,M.: "A Cultural History of Science Education in Japan: an Epic Description". Cobern.W. W. (ed.) : Socia-Cultural Perspectives on Science Education". pp.139-161. 1998. Kluwer Academic. Netherland
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