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J-GLOBAL ID:201103005431797637

量子干渉装置、原子発振器及び磁気センサー

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (3): 布施 行夫 ,  大渕 美千栄 ,  永田 美佐
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2009205643
Publication number (International publication number):2011061272
Application date: Sep. 07, 2009
Publication date: Mar. 24, 2011
Summary:
【課題】アルカリ金属原子に対するEIT現象の発現効率を高めることにより、レーザーパワーの利用効率を向上させることができる量子干渉装置、原子発振器及び磁気センサーを提供すること。【解決手段】光源10は周波数がΔωずつ異なる複数の第1,第2の共鳴光を発生させ、光検出手段40は磁場発生手段30により磁場が与えられたアルカリ金属原子を透過した第1,第2の共鳴光を含む光の強度を検出する。制御手段50は、光検出手段の検出結果に基づき、所定の1対の第1,第2の共鳴光の周波数差がアルカリ金属原子の2つの基底準位のエネルギー差に相当する周波数差に等しくなるように、かつ、アルカリ金属原子の2つの基底準位の各々に発生した、磁気量子数が互いに1だけ異なる2つのゼーマン分裂準位のエネルギー差に相当する周波数δに対して、2×δ×n=Δω及びΔω×n=2×δ(nは正の整数)の少なくとも一方を満足するように制御する。【選択図】図1
Claim (excerpt):
第1の共鳴光と第2の共鳴光からなる共鳴光対によって、アルカリ金属原子に電磁誘起透過現象を発生させる量子干渉装置であって、 周波数がΔωずつ異なる複数の前記第1の共鳴光と、周波数がΔωずつ異なる複数の前記第2の共鳴光と、を発生させる光源と、 前記アルカリ金属原子に磁場を与える磁場発生手段と、 前記アルカリ金属原子を透過した前記第1の共鳴光及び前記第2の共鳴光を含む光の強度を検出する光検出手段と、 前記光検出手段の検出結果に基づいて、所定の前記第1の共鳴光と所定の前記第2の共鳴光の周波数差が前記アルカリ金属原子の2つの基底準位のエネルギー差に相当する周波数差に等しくなるように制御する制御手段と、を含み、 前記制御手段は、 さらに、磁場によるエネルギー分裂によって、前記アルカリ金属原子の前記2つの基底準位の各々に発生した複数のゼーマン分裂準位のうち磁気量子数が互いに1だけ異なる2つの前記ゼーマン分裂準位のエネルギー差に相当する周波数δに対して、2×δ×n=Δω及びΔω×n=2×δ(nは正の整数)の少なくとも一方を満足するように、前記周波数Δω及び前記磁場発生手段が発生する磁場の強度の少なくとも一方を制御する、量子干渉装置。
IPC (1):
H03L 7/26
FI (1):
H03L7/26
F-Term (10):
5J106AA01 ,  5J106CC07 ,  5J106CC08 ,  5J106CC10 ,  5J106CC19 ,  5J106CC55 ,  5J106DD05 ,  5J106GG02 ,  5J106HH01 ,  5J106KK12

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