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J-GLOBAL ID:201103015668522280

銀ナノ粒子の製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (3): 宮崎 昭夫 ,  石橋 政幸 ,  緒方 雅昭
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2010016572
Publication number (International publication number):2011153362
Application date: Jan. 28, 2010
Publication date: Aug. 11, 2011
Summary:
【課題】酸化銀を原料とし、液相中における還元反応によって、アミン化合物からなる表面被覆層を有する銀ナノ粒子を調製する方法を提供する。【解決手段】非極性溶媒中に粉末状酸化銀を分散させ、過剰量のギ酸を添加して、該粉末状酸化銀にギ酸を作用させて、粉末状ギ酸銀(HCOOAg)に変換し、該粉末状ギ酸銀に第一アミンを作用させ、ギ酸銀の第一アミン付加塩とした上で、液温70°C程度で該ギ酸銀の第一アミン付加塩の分解的還元反応を行い、第一アミンからなる表面被覆層を有する銀ナノ粒子を調製する。【選択図】なし
Claim (excerpt):
表面に被覆剤分子からなる被覆層を有する、平均粒子径5nm〜20nmの銀ナノ粒子を調製する方法であって、 該銀ナノ粒子の調製方法は、 液相中において、粉末状酸化銀(I)を原料として、該粉末状酸化銀(I)にギ酸を作用させ、ギ酸銀(I)に変換し、 ギ酸銀(I)中に含まれる銀カチオンを、銀原子に還元し、該銀原子から銀ナノ粒子を調製する方法であり、 下記の工程i〜工程iiiを有しており、 工程i: 原料の粉末状酸化銀(I)100質量部当たり、 350質量部〜500質量部の範囲に選択される、沸点が65°C〜155°Cの範囲の鎖式炭化水素溶媒を用いて、 該粉末状酸化銀(I)の分散液を調製する工程; 工程ii: 前記該粉末状酸化銀(I)の分散液に対して、 原料の粉末状酸化銀(I)中に含まれる銀カチオン1モル量当たり、 1.1モル量〜1.4モル量の範囲に選択される、ギ酸を添加して、 前記該粉末状酸化銀(I)にギ酸を作用させ、ギ酸銀(I)に変換させ、 前記鎖式炭化水素溶媒中に、生成するギ酸銀(I)の粉末を分散してなる、粉末状ギ酸銀(I)の分散液を調製する工程; 工程iii: 前記粉末状ギ酸銀(I)の分散液に対して、 原料の粉末状酸化銀(I)中に含まれる銀カチオン1モル量当たり、 1.2モル量〜1.8モル量の範囲に選択される、前記鎖式炭化水素溶媒に対して、親和性を有する脂肪族炭化水素鎖を有する原子団Rとアミノ基からなる第一アミン(R-NH2)を添加して、 前記粉末状ギ酸銀(I)に該第一アミンを作用させ、ギ酸銀(I)の該第一アミン錯体を生成させ、 前記鎖式炭化水素溶媒中に、生成する該ギ酸銀(I)の第一アミン錯体を溶解させた後、 該ギ酸銀(I)の第一アミン錯体の分解的還元反応により生成する銀原子からなる平均粒子径5nm〜20nmの銀ナノ粒子を生成させる工程; 前記工程iiiにおいて生成される、平均粒子径5nm〜20nmの銀ナノ粒子は、 その表面の銀原子に対して、前記第一アミンが、そのアミノ窒素原子上に存在する孤立電子対を利用して、配位的な結合を介して被覆してなる形態である ことを特徴とする銀ナノ粒子の調製方法。
IPC (3):
B22F 9/30 ,  B22F 1/02 ,  B22F 1/00
FI (3):
B22F9/30 Z ,  B22F1/02 B ,  B22F1/00 K
F-Term (13):
4K017AA03 ,  4K017AA06 ,  4K017BA02 ,  4K017CA08 ,  4K017DA01 ,  4K017DA02 ,  4K017DA07 ,  4K017DA09 ,  4K017EK05 ,  4K018BA01 ,  4K018BB05 ,  4K018BC29 ,  4K018BD04
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (3)

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