Pat
J-GLOBAL ID:201103046223200200
エキソソームに結合して目的のポリペプチドの分泌を可能にするキメラポリヌクレオチド及びポリペプチド、並びに免疫原性組成物の産生におけるこれらの使用
Inventor:
,
,
Applicant, Patent owner:
,
Agent (7):
青木 篤
, 石田 敬
, 福本 積
, 古賀 哲次
, 渡辺 陽一
, 中島 勝
, 武居 良太郎
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):2011500220
Publication number (International publication number):2011517402
Application date: Mar. 18, 2009
Publication date: Jun. 09, 2011
Summary:
エキソソームに結合した目的のポリペプチドの分泌を可能にするキメラポリヌクレオチド及びポリペプチド、並びに免疫原性組成物の産生におけるこれらの使用。 本発明は、膜小胞、特にエキソソームに結合して分泌されることができる複数のポリペプチドドメインを含んでなるキメラポリペプチドに関する。 本発明はまた、膜小胞、特にエキソソームに結合した、目的のペプチドまたはポリペプチドの分泌のための、当該ドメインの1つによって構成されるポリペプチド関する。 本発明はまた、本発明のポリペプチド並びにエキソソームまたはDNAに基づく免疫原性組成物の産生のための或いはタンパク質相互作用をスクリーニングするための当該ポリペプチドをコードするポリヌクレオチドの使用に関する。 本発明はまた、病原性物質、病原体、腫瘍抗原または細胞質抗原による感染の予防及び/又は治療のための、特にインビボ(in vivo)で、宿主、特にヒトまたはヒト以外の哺乳類或いは鳥類で、ウイルス、細菌、寄生虫或いは腫瘍に対する体液性及び/又は細胞性応答を誘発または促進するために、本発明のポリペプチドを含んでなるエキソソーム及び本発明の免疫原性組成物の特性を利用することに関する。
Claim (excerpt):
適当な真核細胞で発現される場合に、膜小胞、特にエキソソームに結合して分泌されることができるキメラポリペプチドであって、次のドメイン:
-(i)目的のペプチドまたはポリペプチド;
-(ii)細胞膜の脂質二重層で固定される能力を有している膜ドメイン;並びに
-(iii)上記キメラポリペプチドを膜小胞、特にエキソソーム-形成小胞へ、及び/又は当該膜小胞の形成に関与する細胞区画(複数)へ差し向けることができる膜タンパク質の細胞質ドメイン(CD)、或いは当該CDドメインの変異誘導体であって、当該変異誘導体は参照のCDドメインの配列の1または複数の残基(複数)の置換、欠失及び/又は挿入によって定義されるものであり、そして当該変異誘導体は当該CDドメインの当該差し向ける能力を保存しており、当該CDドメインまたはこの変異誘導体は、配列中Yはチロシン残基を表わし、xは任意の残基を表わしそしてLはロイシン残基を表わす少なくとも1つのモチーフYxxLを含んでなるCDドメインまたはこの変異誘導体、を含んでなるまたはこれらから成ることを特徴とするキメラポリペプチドであって;そして、
上記キメラポリペプチドのCDドメイン及び膜ドメインが同一のタンパク質に由来する場合に、少なくとも当該CDドメイン、この変異誘導体またはCDドメインとしての同一のタンパク質に由来する当該膜ドメインは、元のドメインの配列における1または複数の残基(複数)の置換及び/又は欠失によって変異された誘導体であると理解することができることを特徴とする、キメラポリペプチド。
IPC (14):
C12N 15/09
, C07K 19/00
, C07K 14/28
, C12P 21/08
, A61K 39/00
, A61P 37/04
, A61K 39/02
, A61K 39/12
, A61P 31/04
, A61P 31/12
, A61P 33/00
, A61P 35/00
, A61P 35/02
, A61K 39/39
FI (14):
C12N15/00 A
, C07K19/00
, C07K14/28
, C12P21/08
, A61K39/00 H
, A61P37/04
, A61K39/02
, A61K39/12
, A61P31/04
, A61P31/12
, A61P33/00
, A61P35/00
, A61P35/02
, A61K39/39
F-Term (42):
4B024AA01
, 4B024BA31
, 4B024BA32
, 4B024CA01
, 4B024CA09
, 4B024CA11
, 4B024CA20
, 4B024DA02
, 4B024EA04
, 4B024GA11
, 4B024HA01
, 4B064AG32
, 4B064CA19
, 4B064CC24
, 4B064DA01
, 4C085AA03
, 4C085AA38
, 4C085BA07
, 4C085BA51
, 4C085BB01
, 4C085CC07
, 4C085CC08
, 4C085CC23
, 4C085DD63
, 4C085FF01
, 4C085FF13
, 4C085FF14
, 4C085FF21
, 4C085FF24
, 4H045AA10
, 4H045AA20
, 4H045AA30
, 4H045BA10
, 4H045BA41
, 4H045CA01
, 4H045CA40
, 4H045DA50
, 4H045DA75
, 4H045DA86
, 4H045EA20
, 4H045FA71
, 4H045FA74
Patent cited by the Patent:
Article cited by the Patent:
Cited by examiner (4)
-
Journal of Virology, Vol.78,No.15, p.8301-8311,2004
-
Cancer Research, Vol.68,No.4, p.1228-1235,2008
-
Blood Cells, Molecules, and Diseases, Vol.35, p.158-168,2005
-
Cell Biology International, Vol.33, p.36-48,2009.1
Show all
Return to Previous Page