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J-GLOBAL ID:201103062061330215
定着ユニット用部材の製造方法及び定着ユニット用部材
Inventor:
,
,
,
Applicant, Patent owner:
Agent (2):
野村 康秀
, 野田 直人
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2010065807
Publication number (International publication number):2011197507
Application date: Mar. 23, 2010
Publication date: Oct. 06, 2011
Summary:
【課題】定着部材・加圧部材等の定着ユニット用部材の製造方法において、内部応力の残存による長期使用時の軸方向割れ発生を防止できる製造方法を提供する。【解決手段】基材、ゴム弾性層及びPFA層を有する定着ユニット用部材の製造方法において、基材の外周面上にゴム弾性層を設けたゴムローラの外周面上に低融点フッ素樹脂を含むプライマを塗布するプライマ層形成工程、内径がゴムローラの外径以下のPFAチューブをゴムローラの外径を超える内径に拡径して形成された熱収縮性チューブによりゴムローラを被覆するゴムローラ被覆工程、熱収縮性チューブをPFAの結晶化温度以上に加熱して、熱収縮性チューブを、熱収縮させ、ゴムローラ外周面上に融着させてPFA層を形成するPFA層形成工程、PFA層を該PFA層に含有されるPFAの融点以上の温度に加熱して再加熱を行う再加熱工程、必要により更に急冷工程とを備える。【選択図】図1
Claim (excerpt):
基材、ゴム弾性層、及び、テトラフルオロエチレン/パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)を70重量%以上含有するPFA層を有する定着ユニット用部材の製造方法であって、
(I)外周面を有する基材の該外周面上にゴム弾性層を設けて成るゴムローラの外周面上に、その融点が、前記PFA層に含有されるPFAの融点以下であるフッ素樹脂を含有するプライマを塗布してプライマ層を形成するプライマ層形成工程と、
(II)内径が前記プライマ層が形成されたゴムローラの外径以下である、PFAを70重量%以上含有するPFAチューブを、前記プライマ層が形成されたゴムローラの外径を超える内径に拡径して形成された熱収縮性チューブにより、該プライマ層が形成されたゴムローラを被覆するゴムローラ被覆工程と、
(III)ゴムローラを被覆した前記熱収縮性チューブを、該熱収縮性チューブに含有されるPFAの結晶化温度以上の温度に加熱することにより、該熱収縮性チューブを、熱収縮させるとともに、前記プライマ層が形成されたゴムローラの外周面上に前記プライマ層を介して融着させてPFA層を形成する、PFA層形成工程と、及び
(IV)前記PFA層を、該PFA層に含有されるPFAの融点以上の温度に加熱して再加熱を行う再加熱工程とを備える定着ユニット用部材の製造方法。
IPC (1):
FI (1):
F-Term (18):
2H033AA16
, 2H033AA23
, 2H033AA31
, 2H033BA11
, 2H033BA12
, 2H033BA26
, 2H033BB03
, 2H033BB05
, 2H033BB06
, 2H033BB08
, 2H033BB13
, 2H033BB14
, 2H033BB15
, 2H033BB26
, 2H033BB29
, 2H033BB30
, 2H033BB31
, 2H033BB39
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (4)
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加熱定着ロール被覆用熱収縮性チューブ
Gazette classification:公開公報
Application number:特願2000-218149
Applicant:大倉工業株式会社
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ローラ
Gazette classification:公開公報
Application number:特願2002-057271
Applicant:株式会社荒井製作所
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基材へのチューブ被覆方法
Gazette classification:公開公報
Application number:特願2004-054708
Applicant:キヤノン株式会社
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