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J-GLOBAL ID:201103085131534182

多光子励起顕微鏡

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (4): 川口 嘉之 ,  松倉 秀実 ,  和久田 純一 ,  遠山 勉
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2010006090
Publication number (International publication number):2011145487
Application date: Jan. 14, 2010
Publication date: Jul. 28, 2011
Summary:
【課題】高分解能な多光子励起顕微鏡を提供する。【解決手段】周期的な光サイクルを有する分子に対して、光サイクルを回すための第1の励起光(λp)と第2の励起光(λr)および信号光(FL)を発生させるための第3の励起光(λp)を照射し、信号光を検出する。ここで、第1または第2の励起光の少なくともいずれかを周波数ωで強度変調し、検出される信号光から周波数nω成分を抽出する。周波数nω成分は光サイクルをn回回った後に信号光が発生する遷移である。このように、励起光の波長を長くすることなく多光子励起の信号光を識別できるので、空間分解能を向上できる。本発明は、蛍光顕微鏡にもラマン散乱顕微鏡にも好適に適用できる。【選択図】図1
Claim (excerpt):
周期的な光サイクルを有する分子に対して光を照射する光照射手段と、 前記分子から発生した信号光を検出する検出手段と、 検出された信号光から、所定回数の光サイクルを経た後に発生される信号光を抽出する信号処理手段と、 を有する多光子励起顕微鏡であって、 前記光照射手段は、 観察対象の分子を第1のエネルギー状態から第2のエネルギー状態へ変化させる第1の励起光と、 前記分子を第2のエネルギー状態から第1のエネルギー状態へ変化させる第2の励起光と、 第1のエネルギー状態にある前記分子から信号光を発生させるための第3の励起光と、 を照射し、 少なくとも前記第1の励起光または前記第2の励起光のいずれかを振幅変調するものであり、 前記信号処理手段は、検出した光信号からサイクル数に対応した周波数の成分を抽出することで、所定回数の光サイクルを経た後に発生される信号光を抽出する ことを特徴とする多光子励起顕微鏡。
IPC (2):
G02B 21/06 ,  G02B 21/36
FI (2):
G02B21/06 ,  G02B21/36
F-Term (6):
2H052AA08 ,  2H052AA09 ,  2H052AC12 ,  2H052AC14 ,  2H052AC34 ,  2H052AF14

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