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J-GLOBAL ID:201103094858664924
試料中の血漿由来タンパク質と組換えタンパク質を区別するための方法
Inventor:
,
,
Applicant, Patent owner:
,
Agent (3):
山本 秀策
, 安村 高明
, 森下 夏樹
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):2010540826
Publication number (International publication number):2011508239
Application date: Dec. 22, 2008
Publication date: Mar. 10, 2011
Summary:
本発明は一般に、血漿タンパク質と組換えタンパク質とが基本的に同じタンパク質である場合に、タンパク質グリコシル化の差異に基づいて試料中の血漿由来タンパク質および組換えタンパク質を検出および定量する方法に関する。一態様では、本発明は、血漿由来タンパク質と組換えタンパク質との間の異なるグリコシル化パターンに起因する異なる程度のレクチン結合を利用する。別の局面において、本発明はさらに、本発明の方法を実行するためのキットも提供する。
Claim (excerpt):
試料中の血漿由来タンパク質(pdP)および組換えタンパク質(rP)の量を定量する方法であり、該血漿由来タンパク質および組換えタンパク質が、異なるグリコシル化パターンを伴う同じタンパク質であり、該異なるグリコシル化パターンにより、該血漿由来タンパク質につき該組換えタンパク質と比較して異なる程度のレクチン結合が生じており、該試料中の総タンパク質(tP)が予め決定され、かつこれが該血漿由来タンパク質および組換えタンパク質の量(pdP+rP)に等しく、該方法が、
(a)該試料についてのレクチン結合と、tPに等しいタンパク質の量を有する等しい体積の仮定的試料についての予想されるレクチン結合との間の差を計算するステップであり、予想されるレクチン結合が、組換えタンパク質の増加する量に対するレクチン結合の標準曲線から決定される、ステップと、
(b)該試料中の組換えタンパク質(rP)の量を決定するために、(a)からの該差を検量線上にプロットするステップであり、該検量線が、(a)のように計算した予想されるレクチン結合と、既知量のpdPおよびrPを含む混合物につき観察されるレクチン結合との間の差の、該混合物中の組換えタンパク質(rP)の増加する量の関数としてのプロットであり、該混合物が、それぞれ一定量のpdPを有する、ステップと
を含む、方法。
IPC (4):
G01N 33/566
, G01N 33/53
, G01N 33/543
, G01N 33/531
FI (4):
G01N33/566
, G01N33/53 L
, G01N33/543 501A
, G01N33/531 B
Patent cited by the Patent:
Article cited by the Patent:
Cited by examiner (1)
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Comparative Serum Glycoproteomics Using Lectin Selected Sialic Acid Glycoproteins with Mass Spectrom
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