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J-GLOBAL ID:201203005587815950
間葉系幹細胞を含む細胞シート
Inventor:
,
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
木村 満
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2012164205
Publication number (International publication number):2012205927
Application date: Jul. 24, 2012
Publication date: Oct. 25, 2012
Summary:
【課題】間葉系幹細胞は,心筋細胞および血管内皮細胞に分化することができる多分化能を持った細胞である。本発明においては,間葉系幹細胞シートが,その多分化能およびin situで自己成長しうる性質のため,高度に障害を受けた心臓の治療剤としての可能性を有していることを示す。【解決手段】脂肪組織由来の間葉系幹細胞を培養して間葉系幹細胞シートを作製した。ラットに心筋梗塞を作製し,その4週間後に間葉系幹細胞シートを心臓に移植した。間葉系幹細胞シートは瘢痕化した心筋表面に容易に定着し,in situで徐々に成長し,4週間で厚い層(約600μm)を形成した。成長した移植間葉系組織は,新たに形成された血管,心筋細胞および未分化な間葉系細胞を含んでいた。定着した間葉系幹細胞は,心筋梗塞をもつラットにおいて,瘢痕領域の心筋壁の菲薄化を抑制し,心機能および生存率を改善した。【選択図】なし
Claim (excerpt):
脂肪組織由来の間葉系幹細胞を含み、心外膜面に添付されることを特徴とする、心不全治療材としての移植用の細胞シート。
IPC (3):
A61L 27/00
, A61K 35/28
, A61P 9/04
FI (4):
A61L27/00 V
, A61L27/00 Z
, A61K35/28
, A61P9/04
F-Term (10):
4C081AB34
, 4C081BA12
, 4C081CD34
, 4C081DA02
, 4C081EA03
, 4C087AA01
, 4C087AA02
, 4C087BB44
, 4C087NA14
, 4C087ZA37
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (2)
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培養容器とこれを用いた培養細胞シートの製造方法
Gazette classification:公開公報
Application number:特願2002-117862
Applicant:オリンパス光学工業株式会社
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組織プラグの製造方法
Gazette classification:公開公報
Application number:特願2003-393274
Applicant:岩本幸英, 中山功一
Article cited by the Patent:
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