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J-GLOBAL ID:201203027901710054

雑音抑圧装置、雑音抑圧方法およびプログラム

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (5): 宮田 正昭 ,  山田 英治 ,  佐々木 榮二 ,  澤田 俊夫 ,  特許業務法人大同特許事務所
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2010199512
Publication number (International publication number):2012058358
Application date: Sep. 07, 2010
Publication date: Mar. 22, 2012
Summary:
【課題】入力信号から雑音信号の推定を行って雑音信号を選択的に低減する際の音質の向上を図る。【解決手段】雑音抑圧ゲイン算出部32は、事後SNRと事前SNRとから、各帯域の雑音抑圧ゲインを算出する。事前SNR算出部31は、直前フレームおよび現在フレームの事後SNRと、直前フレームの雑音抑圧ゲインと、重み係数α(k,b)を用いて、各帯域の事前SNRを算出する。α算出部30で算出される各帯域の重み係数α(k,b)は、信号の状態に応じて適応的に変化させられる。つまり、重み係数α(k,b)は、雑音と判定される帯域bにあっては最大値αMAX(b)に近づいていくように更新され、非雑音と判定される帯域bにあっては直ちに最小値αMIN(b)とされる。これにより、雑音抑圧ゲイン生成部15で算出される各帯域の雑音抑圧ゲインの精度(追従性)を高めることができ、音質の向上を図ることができる。【選択図】図1
Claim (excerpt):
入力信号を所定フレーム長のフレームに分割してフレーム化するフレーム化部と、 上記フレーム化部で得られたフレーム化信号を複数の帯域に分割して帯域分割信号を得る帯域分割部と、 上記帯域分割部で得られた各帯域分割信号から帯域パワーを得る帯域パワー算出部と、 上記フレーム化信号の特性に基づいて、各帯域が雑音か否かを判定する雑音判定部と、 上記帯域パワー算出部で得られた各帯域分割信号の帯域パワーと上記雑音判定部の判定結果から、各帯域の雑音の帯域パワーを推定する雑音帯域パワー推定部と、 上記帯域パワー算出部で得られた各帯域分割信号の帯域パワーと上記雑音帯域パワー推定部で推定された各帯域の雑音の帯域パワーに基づいて、各帯域の雑音抑圧ゲインを決定する雑音抑圧ゲイン決定部と、 上記帯域分割部で得られた各帯域分割信号に、上記雑音抑圧ゲイン決定部で決定された各帯域の雑音抑圧ゲインを適用して雑音が抑圧された帯域分割信号を得る雑音抑圧部と、 上記雑音抑圧部で得られた各帯域分割信号を帯域合成して雑音抑圧されたフレーム化信号を得る帯域合成部と、 上記帯域合成部で得られた各フレームのフレーム化信号をフレーム合成して雑音を抑圧した出力信号を得るフレーム合成部とを備え、 上記雑音抑圧ゲイン決定部は、 帯域毎に、上記帯域パワー算出部で得られた各帯域分割信号の帯域パワーと上記雑音帯域パワー推定部で推定された各帯域の雑音の帯域パワーとからSNRを算出するSNR算出部と、 帯域毎に、上記SNR算出部で算出されたSNRを平滑化するSNR平滑化部とを有し、 上記SNR平滑部で平滑化された各帯域のSNRに基づいて、各帯域の雑音抑圧ゲインを決定し、 上記SNR平滑化部は、 平滑化の係数を、上記雑音判定部の判定結果および周波数帯域に基づいて変更する 雑音抑圧装置。
IPC (3):
G10L 21/02 ,  G10L 11/02 ,  G10L 11/06
FI (4):
G10L21/02 102Z ,  G10L21/02 101B ,  G10L11/02 ,  G10L11/06
F-Term (1):
5D020BB07

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