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J-GLOBAL ID:201203043381454055

耐酸化性に優れたプロトン伝導性高分子電解質膜およびその製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 鎌田 耕一
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2011250283
Publication number (International publication number):2012124157
Application date: Nov. 16, 2011
Publication date: Jun. 28, 2012
Summary:
【課題】高い耐酸化性を有するプロトン伝導性高分子電解質膜と、当該膜を工業的に製造しうる方法を提供する。【解決手段】樹脂微粒子に放射線を照射する工程と、スルホン酸基前駆体を有するビニルモノマーおよびカルボニル基等価体を有するビニルモノマーを樹脂微粒子に固液二相系においてグラフト重合させて微粒子状のグラフト重合体を得る工程と、リン酸基またはホスホン酸基を有する重合体とグラフト重合体とのキャスト溶液を調製し、この溶液からキャスト膜を形成する工程と、キャスト膜を乾燥させてフィルムを得る工程と、スルホン酸基前駆体をスルホン酸基に変換する工程と、カルボニル基等価体の間に架橋構造を形成する工程とを含む製造方法とする。この製造方法において、固液二相系の液相はビニルモノマーとその溶媒を含み、固相は樹脂微粒子を含む。【選択図】図1
Claim (excerpt):
樹脂微粒子に放射線を照射する工程と、 スルホン酸基前駆体を有するビニルモノマーおよびカルボニル基等価体を有するビニルモノマーを、前記放射線が照射された樹脂微粒子に固液二相系においてグラフト重合させて、前記ビニルモノマーのグラフト鎖を有する微粒子状のグラフト重合体を得る工程と、 リン酸基またはホスホン酸基を有する重合体と前記得られたグラフト重合体とをキャスト溶媒に溶解させてキャスト溶液を調製し、前記調製したキャスト溶液を支持体に塗布することによりキャスト膜を形成する工程と、 前記形成したキャスト膜を乾燥させてフィルムを得る乾燥工程と、 前記グラフト重合体または前記フィルムに含まれる前記スルホン酸基前駆体をスルホン酸基に変換する工程と、 架橋剤を用いて、前記キャスト膜または前記フィルムに含まれるカルボニル基等価体の間に架橋構造を形成する工程と、を含み、 前記固液二相系が、前記ビニルモノマーおよび当該モノマーの溶媒を含む液相と、前記樹脂微粒子を含む固相により構成される、プロトン伝導性高分子電解質膜の製造方法。
IPC (4):
H01B 13/00 ,  H01M 8/02 ,  H01B 1/06 ,  C08J 5/22
FI (5):
H01B13/00 Z ,  H01M8/02 P ,  H01B1/06 A ,  C08J5/22 101 ,  C08J5/22
F-Term (22):
4F071AA77C ,  4F071AF03C ,  4F071AF37C ,  4F071FA05 ,  4F071FB01 ,  4F071FC01 ,  4F071FD03 ,  5G301CA30 ,  5G301CD01 ,  5G301CE01 ,  5H026AA06 ,  5H026BB01 ,  5H026BB04 ,  5H026BB10 ,  5H026CX04 ,  5H026CX05 ,  5H026EE17 ,  5H026EE18 ,  5H026EE19 ,  5H026HH03 ,  5H026HH08 ,  5H026HH10
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (2) Cited by examiner (2)

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