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J-GLOBAL ID:201303018012827215

ヒトメガリンの測定方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (4): 平木 祐輔 ,  石井 貞次 ,  藤田 節 ,  田中 夏夫
Gazette classification:特許公報
Application number (International application number):2006089306
Publication number (International publication number):2007263750
Patent number:4865377
Application date: Mar. 28, 2006
Publication date: Oct. 11, 2007
Claim (excerpt):
【請求項1】以下の(1)〜(11)のいずれかの方法によりヒトメガリンを測定することによりメガリンの発現が認められる臓器の疾患を検出する方法: (1) 固相に結合したヒトメガリンに結合性を有する第1のリガンドおよびヒトメガリンに結合性を有する第2のリガンドを用いて検体中のヒトメガリンを測定する方法であって、固相に結合したヒトメガリンに結合性を有する第1のリガンドと検体を反応させ、かつヒトメガリンに結合性を有する第2のリガンドと検体とを反応させ、検体中のヒトメガリンとヒトメガリンに結合性を有するリガンドとの複合体形成により固相に結合したヒトメガリンに結合性を有する第2のリガンドを測定することを含む検体中のヒトメガリンを測定する方法; (2) 固相に結合したヒトメガリンに結合性を有する第1のリガンドと検体との反応の後にヒトメガリンに結合性を有する第2のリガンドと検体との反応を行わせる、2ステップからなる、(1)の検体中のヒトメガリンを測定する方法; (3) 固相に結合したヒトメガリンに結合性を有する第1のリガンドと検体との反応とヒトメガリンに結合性を有する第2のリガンドと検体との反応を同時に行わせる、1ステップからなる、(1)の検体中のヒトメガリンを測定する方法; (4) ヒトメガリンに結合性を有する第1のリガンドおよびヒトメガリンに結合性を有する第2のリガンドが共に抗体である(1)〜(3)のいずれかの検体中のヒトメガリンを測定する方法; (5) ヒトメガリンに結合性を有する第1のリガンドがヒトメガリンの糖鎖に特異的なレクチンであり、ヒトメガリンに結合性を有する第2のリガンドが抗体である(1)〜(3)のいずれかの検体中のヒトメガリンを測定する方法; (6) ヒトメガリンに結合性を有する第1のリガンドが抗体であり、ヒトメガリンに結合性を有する第2のリガンドがヒトメガリンの糖鎖に特異的なレクチンである(1)〜(3)のいずれかの検体中のヒトメガリンを測定する方法; (7) ヒトメガリンに結合性を有する第1のリガンドおよび/またはヒトメガリンに結合性を有する第2のリガンドがトランスコバラミンビタミンB12(Transcobalamin-vitamin B12)、ビタミンD結合タンパク質(Vitamin-D-binding protein)もしくはレチノール結合タンパク質(Retinol-binding protein)であるビタミン結合性タンパク質(Vitamin-binding proteins);アポリポプロテインB(Apolipoprotein B)、アポリポプロテインE(Apolipoprotein E)、アポリポプロテインJ/クラステリン(ApolipoproteinJ/clusterin)もしくはアポリポプロテインH(Apolipoprotein H)であるリポプロテイン;副甲状腺ホルモン(PTH)、インスリン、上皮細胞成長因子(EGF)、プロラクチン、レプチンもしくはサイログロブリンまたはこれらの受容体であるホルモンまたはそれらのホルモンの受容体;イムノグロブリン軽鎖、PAP-1もしくはβ2-マイクログロブリンである免疫およびストレス応答関連タンパク質;PAI-I、PAI-I-ウロキナーゼ、PAI-I-tPA、プロウロキナーゼ、リポプロテインリパーゼ、プラスミノーゲン、α-アミラーゼ、β-アミラーゼ、α1-マイクログロブリンもしくはリゾチームまたはこれらのインヒビターである酵素またはそれらの酵素のインヒビター;アミノグリコシド、ポリミキシンB、アプロチニン(Aprotinin)もしくはトリコサンチン(Trichosantin)である薬剤または毒物;アルブミン、ラクトフェリン、ヘモグロビン、匂い物質結合タンパク質(Odorant-binding protein)、トランスサイレチンもしくはL-FABPであるキャリアタンパク質;ならびにチトクローム-c、カルシウム(Ca2+)、後期糖化生成物(advanced glycation end products(AGE))、キュビリンもしくはNa+-H+交換輸送体アイソフォーム(Na+-H+exchanger isoform 3(NHE3))である受容体関連タンパク質(RAP)、からなる群から選択される物質またはその結合性断片である(1)〜(6)のいずれかの検体中のヒトメガリンを測定する方法; (8) 固相に結合したヒトメガリンもしくはヒトメガリンの一部断片およびヒトメガリンに結合性を有するリガンドを用いて検体中のヒトメガリンを測定する方法であって、検体とヒトメガリンに結合性を有するリガンドを反応させ、次いで、該反応物と前記固相に結合したヒトメガリンを反応させ、固相に結合したヒトメガリンに結合性を有するリガンドを測定し、固相に結合した該ヒトメガリンに結合性を有するリガンドの減少率に基づいて、検体中のヒトメガリンを競合的に定量する、検体中のヒトメガリンを測定する方法; (9) ヒトメガリンに結合性を有するリガンドが抗ヒトメガリン抗体である(8)の検体中のヒトメガリンを測定する方法; (10) ヒトメガリンに結合性を有するリガンドを用いて検体中のヒトメガリンを測定する方法であって、検体と粒子に結合したヒトメガリンに結合性を有するリガンドとを反応させ、凝集反応を生起させた後、得られた凝集の程度に基づいてヒトメガリンを測定するヒトメガリンを測定する方法;および (11) ヒトメガリンに結合性を有するリガンドが抗ヒトメガリン抗体であり、凝集反応が免疫凝集反応である、(10)のヒトメガリンを測定する方法。
IPC (3):
G01N 33/53 ( 200 6.01) ,  C12N 15/09 ( 200 6.01) ,  C07K 16/18 ( 200 6.01)
FI (3):
G01N 33/53 ZNA D ,  C12N 15/00 A ,  C07K 16/18
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (3)
Article cited by the Patent:
Cited by examiner (4)
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