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J-GLOBAL ID:201303034942833989

炎症関連臓器不全の発症確率を予測する方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (3): 加藤 久 ,  久保山 隆 ,  中嶋 和昭
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):2012522121
Publication number (International publication number):2013501215
Application date: Jul. 23, 2010
Publication date: Jan. 10, 2013
Summary:
本発明は、複数の内因性の代謝産物を含む被験者の定量的メタボロミクスプロファイルにより、前記被験者が臓器不全を発症する可能性があるか否かを予測するために、それを、複数の内因性の臓器不全予測用の標的代謝産物の定量的参照メタボロミクスプロファイルと比較することで、ほ乳類被験体の生体サンプルより、炎症関連臓器不全の発症の確率をインビトロで予測するための、信頼性が高く統計的に有意な方法に関する。さらに、本発明は、このような方法における内因性の臓器不全予測用の標的代謝産物の有用性に関する。【選択図】図1
Claim (excerpt):
ほ乳類被験体の生体サンプルより、炎症関連臓器不全の発症の確率をインビトロで予測する方法であって、 a.定量的メタボローム解析により、複数の内因性の代謝産物を含む被験者の定量的メタボロミクスプロファイルを前記生体サンプルより検出する工程と、 b.前記被験者が臓器不全を発症する可能性があるか否かを予測するために、前記被験者のサンプルの定量的メタボロミクスプロファイルを、複数の内因性の臓器不全予測用の標的代謝産物の定量的参照メタボロミクスプロファイルと比較する工程とを有し、 c.前記内因性の臓器不全予測用の標的代謝産物が、1500Da未満の分子量を有し、 アミノ酸、具体的には、アルギニン、アスパラギン酸、シトルリン、グルタミン酸(グルタミン酸塩)、グルタミン、ロイシン、イソロイシン、ヒスチジン、オルニチン、プロリン、フェニルアラニン、セリン、トリプトファン、チロシン、バリン、キヌレニン、 フェニルチオカルバミルアミノ酸(PTC-アミノ酸)、具体的にはPTC-アルギニン、PTC-グルタミン、PTC-ヒスチジン、PTC-メチオニン、PTC-オルニチン、PTC-フェニルアラニン、PTC-プロリン、PTC-セリン、PTC-トリプトファン、PTC-チロシン、PTC-バリン、 ジメチルアルギニン、具体的には、N,N-ジメチル-L-アルギニン、 カルボン酸、すなわち15(S)-ヒドロキシ-5Z,8Z,11Z,13E-エイコサテトラエン酸[(5Z,8Z,11Z,13E,15S)-15-ヒドロキシイコサ-5,8,11,13-テトラエン酸]、コハク酸(コハク酸塩)、 アシル基に2以上30以下の炭素原子を有するN-アシル基を有し、0以上5以下の二重結合を有し、0以上5以下のヒドロキシ基を有するセラミド、 カルニチン、 アシル基に1以上20以下の炭素原子を有するアシルカルニチン、アシル基に3以上20以下の炭素原子を有し、かつアシル基に1以上4以下の二重結合を有するアシルカルニチン、アシル基に1以上20以下の炭素原子を有し、かつアシル基に1以上3以下のOH基を有するアシルカルニチン、アシル基に3以上20以下の炭素原子を有し、かつアシル基に1以上4以下の二重結合および1以上3以下のOH基を有するアシルカルニチン、 リン脂質、具体的には、アシル基に1以上30以下の炭素原子を有するリゾホスファチジルコリン(モノアシルホスファチジルコリン)、アシル基に3以上30以下の炭素原子を有し、かつアシル基に1以上6以下の二重結合を有するリゾホスファチジルコリン、 アシル基に合計1以上50以下の炭素原子を有するホスファチジルコリン(ジアシルホスファチジルコリン)、アシル基に合計3以上50以下の炭素原子を有し、かつアシル基に合計1以上8以下の二重結合を有するホスファチジルコリン、 スフィンゴ脂質、具体的には、アシル鎖に合計10以上30以下の炭素原子を有するスフィンゴミエリン、アシル鎖に合計10以上30以下の炭素原子および1以上5以下の二重結合を有するスフィンゴミエリン、 アシル基に合計10以上30以下の炭素原子を有するヒドロキシスフィンゴミエリン、アシル基に合計10以上30以下の炭素原子および1以上5以下の二重結合を有するヒドロキシスフィンゴミエリン、 プロスタグランジン、すなわち、6-ケト-プロスタグランジンF1α、プロスタグランジンD2、トロンボキサンB2、 プトレシン、 オキシステロール、すなわち、22-R-ヒドロキシコレステロール、24-S-ヒドロキシコレステロール、25-ヒドロキシコレステロール、27-ヒドロキシコレステロール、20α-ヒドロキシコレステロール、22-S-ヒドロキシコレステロール、24,25-エポキシコレステロール,3β,5α,6β-トリヒドロキシコレステロール、7α-ヒドロキシコレステロール、7-ケトコレステロール、5β,6β-エポキシコレステロール、5α,6α-エポキシコレステロール、4β-ヒドロキシコレステロール、デスモステロール(ビタミンD3)、7-デヒドロコレステロール、コレステノン、ラノステロール、24-デヒドロラノステロール、 胆汁酸、すなわち、コール酸、ケノデオキシコール酸、デオキシコール酸、グリココール酸、グリコケノデオキシコール酸、グリコデオキシコール酸、グリコリトコール酸、グリコリトコール酸硫酸塩、グリコウルソデオキシコール酸、リトコール酸、タウロコール酸、タウロケノデオキシコール酸、タウロデオキシコール酸、タウロリトコール酸、タウロリトコール酸硫酸塩、タウロウルソデオキシコール酸、ウルソデオキシコール酸、 生体アミン、すなわち、ヒスタミン、セロトニン、パルミトイルエタノールアミン、 からなる群より選択される方法。
IPC (2):
G01N 27/62 ,  G01N 33/68
FI (2):
G01N27/62 V ,  G01N33/68
F-Term (24):
2G041CA01 ,  2G041DA04 ,  2G041DA05 ,  2G041DA09 ,  2G041DA18 ,  2G041EA04 ,  2G041EA06 ,  2G041EA12 ,  2G041FA10 ,  2G041GA09 ,  2G041HA01 ,  2G041HA02 ,  2G041LA08 ,  2G045AA25 ,  2G045CA25 ,  2G045CB01 ,  2G045CB03 ,  2G045CB04 ,  2G045CB07 ,  2G045CB14 ,  2G045DA57 ,  2G045DA61 ,  2G045DA69 ,  2G045FA36

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