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J-GLOBAL ID:201303065092257226

病害虫防除法および作物の栽培方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (2): 山内 康伸 ,  中井 博
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2013104599
Publication number (International publication number):2013150636
Application date: May. 17, 2013
Publication date: Aug. 08, 2013
Summary:
【課題】栽培する作物に照射される光を作物の生育に最適な光の状態にコントロールして、作物自体の有する害虫に対する防御機能を発揮させることができる光環境制御設備を提供する。また、栽培する作物の病害虫防除の可否を判断して害虫を防除することができる病害虫防除法および密集栽培法を提供する。【解決手段】無農薬栽培に使用される作物栽培ハウスにおいて栽培作物の病害虫を防除する防除法であって、作物栽培ハウスの周囲を囲んだ光調整機能を有する光を透過する光透過性材料のみで光を調整または光透過性材料に加えて作物栽培ハウスに備えた人工照明によって、青色光の波長領域の分光放射輝度(B1)、赤色光の波長領域の分光放射輝度(R1)、遠赤色光の波長領域の分光放射輝度(FR1)を、所定の状態になるように調整するものである。【選択図】図1
Claim (excerpt):
無農薬栽培に使用される作物栽培ハウスにおいて栽培作物の病害虫を防除する防除法であって、 前記作物栽培ハウス内の作物が病害虫に弱い野菜類であり、 前記作物栽培ハウスは、 該作物栽培ハウスの周囲を囲んだ光調整機能を有する光を透過する光透過性材料のみで光を調整する、または、該光透過性材料に加えて他の光調整手段を用いて光を調整するものであり、 前記作物栽培ハウスを形成する光の透過性を有する光透過性材料は、 該作物栽培ハウスに照射される光のうち、青色光の波長領域の分光放射輝度を減衰させて透過させるものであり、かつ、透過光に含まれる遠赤色光の波長領域の分光放射輝度を透過光に含まれる赤色光の波長領域の分光放射輝度よりも相対的に大きくし得るものであり、 前記作物栽培ハウスは、 該病害虫に弱い野菜類に照射される人工照明を備えており、 日の出と日の入りの薄暗い時間帯の時、人工照明を照射し、 日の出においては、完全に夜が明けた時、 日の入りおいては、日の入りが完了して真っ暗になった時、 人工照明を消すように制御されており、 前記光透過性材料ならびに前記光調整手段によって、前記作物栽培ハウスに照射される光のうち、光形態形成の強光下反応に属する青色光の波長領域の分光放射輝度をB0、光形態形成の赤色光効果を有する赤色光の波長領域の分光放射輝度をR0、光形態形成の遠赤色光効果を有する遠赤色光の波長領域の分光放射輝度をFR0とすると、 前記作物栽培ハウス内で栽培される作物に照射される光のうち、光形態形成の強光下反応に属する青色光の波長領域の分光放射輝度(B1)、光形態形成の赤色光効果を有する赤色光の波長領域の分光放射輝度(R1)、光形態形成の遠赤色光効果を有する遠赤色光の波長領域の分光放射輝度(FR1)を、R1/B1比がR0/B0比より大きく、かつ、R0/FR0比がR1/FR1比より大きくなるように、太陽光を反射および/または透過させることによって、調整した光環境で作物を栽培する ことを特徴とする作物栽培の病害虫防除法。
IPC (4):
A01G 7/00 ,  A01G 7/02 ,  A01G 9/20 ,  A01G 9/14
FI (4):
A01G7/00 601C ,  A01G7/02 ,  A01G9/20 B ,  A01G9/14 S
F-Term (11):
2B022DA01 ,  2B022DA05 ,  2B022DA08 ,  2B022DA15 ,  2B022DA19 ,  2B022DA20 ,  2B029EC13 ,  2B029EC20 ,  2B029KB01 ,  2B029KB03 ,  2B029KB05

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