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J-GLOBAL ID:201403011224990437

オレフィン樹脂組成物、シートおよび成形体

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (2): 中山 亨 ,  坂元 徹
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2012284299
Publication number (International publication number):2014040563
Application date: Dec. 27, 2012
Publication date: Mar. 06, 2014
Summary:
【課題】熱成形の際のシート加熱時のシートの垂れ下がりが小さく、低温衝撃強度の高いシートを与えるオレフィン樹脂組成物を提供する。【解決手段】プロピレン重合体50〜99重量%および下記エチレン-α-オレフィン共重合体1〜50重量%を含有するオレフィン樹脂組成物。エチレン-α-オレフィン共重合体:エチレンに基づく単量体単位と炭素原子数3〜20のα-オレフィンに基づく単量体単位とを有し、密度が880〜940kg/m3であり、メルトフローレートが0.01〜10g/10分であり、分子量分布が4.5〜13であり、流動の活性化エネルギーが40〜100kJ/molであり、長鎖分岐量が1000炭素原子数あたり0.29〜0.50個であり、式(I)で定義されるg*が0.76〜0.88であるエチレン-α-オレフィン共重合体。g*=[η]/([η]GPC×gSCB*) (I)【選択図】なし
Claim (excerpt):
プロピレン単独重合体とプロピレンランダム共重合体とからなる群より選ばれる1種以上のプロピレン重合体(成分(A))50〜99重量%および下記エチレン-α-オレフィン共重合体(成分(B))1〜50重量%を含有するオレフィン樹脂組成物(ただし、成分(A)および成分(B)の合計の重量を100重量%とする。)。 エチレン-α-オレフィン共重合体(成分(B)):エチレンに基づく単量体単位と炭素原子数3〜20のα-オレフィンに基づく単量体単位とを有し、密度が880〜940kg/m3であり、メルトフローレート(MFR)が0.01〜10g/10分であり、重量平均分子量と数平均分子量の比である分子量分布(Mw/Mn)が4.5〜13であり、流動の活性化エネルギー(Ea)が40〜100kJ/molであり、NMRにより測定される長鎖分岐量が1000炭素原子数あたり0.29〜0.50個であり、下記式(I)で定義されるg*が0.76〜0.88であるエチレン-α-オレフィン共重合体。 g*=[η]/([η]GPC×gSCB*) (I) [式中、[η]は、エチレン-α-オレフィン共重合体の極限粘度(単位:dl/g)を表し、下記式(I-I)によって定義される値である。[η]GPCは、下記式(I-II)によって定義される値である。gSCB*は、下記式(I-III)によって定義される値である。 [η]=23.3×log(ηrel) (I-I) (式中、ηrelは、エチレン-α-オレフィン共重合体の相対粘度を表す。) [η]GPC=0.00046×Mv0.725 (I-II) (式中、Mvは、エチレン-α-オレフィン共重合体の粘度平均分子量を表す。) gSCB*=(1-A)1.725 (I-III) (式中、Aは、下記式(I-V)によって定義される値である。) A={(14n+1)×y}/14002 (I-V) (式中、nは、エチレン-α-オレフィン共重合体が有するα-オレフィンに基づく単量体単位に由来する短鎖分岐の炭素原子数を表し、yは、炭素原子数1000個あたりの短鎖分岐量を表す。)]
IPC (2):
C08L 23/10 ,  C08L 23/08
FI (2):
C08L23/10 ,  C08L23/08
F-Term (8):
4J002BB05Y ,  4J002BB12W ,  4J002BB15X ,  4J002BB15Y ,  4J002BB17X ,  4J002BB19X ,  4J002FD150 ,  4J002GG00

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